次の日受けた社会のテストは、
今回は神坂先生が作ったものだったが、
とても難しかった。
重箱の隅をつつくような問題がちらほら出ていたからだろうか。
正直私は焦った。
私は社会が一番の得意科目。
社会で100点近くをとって、
他の科目をカバーするというのが
私のスタイルだったからだ。
しかしこの調子だと、
社会で他のカバーをするというのは
かなり難しい…。
必死で頭から解答を絞り出したが、
納得いく結果にはならなそうだった。
しかし…私でここまで解けないと、
他の子はどうなんだろう…?
私はテスト中にそう考えた。
私は一応この学校でトップの成績を持っていた。
県内でも、トップ10には入る実力があった。
そして、テスト対策のため、公民もそれなりに勉強したのに、
これだけ解けないなんて、
どれだけこの問題は難しいのだろうか?
周りを見渡すと、
皆ペンが止まっているようだ。
寝ている人もいる。
聡子はどうだったのだろうか?
ふとそう思った。