アミール北日本へ
Kazu の故郷へ。
✖️✖️✖️✖️年冬朝日岳am7:23
1年後アミールは雪深い山林で、息を殺し愛銃のドラグノフを抱え冷たい雪の中で獲物を待っていた。
照準器を覗きながら脳裏に浮かぶのは、死んでいった紗奈の事だった。
自身も足を撃たれ窮地を脱したが、身も心もボロボロになりかけるが、時間流れていく様に紗奈の死も乗り越えていく事ができた。
北欧の国々を彷徨いながらも謎のスナイパーの追跡をかわし、執拗な攻撃に身を曝しながらも、辿り着いたのが日本だった。
アミールがまだ18歳の時、特殊部隊の訓練生に抜粋されKGBで射撃訓練を受けていた、その時の指導員が日本人のKAZUで、教わった事は射撃意外にあらゆる事を教えてくれた。
アミールが最後の隠れ家に選んだのはKAZUの故郷北海道。
山々に囲まれた自然豊かなS市にアミールが足を踏み入れたのが秋、紅葉の時期も過ぎた頃に、ホテルで3日ほど過ごすと大きな荷物が届けられる、むろん中身はドラグノフ入念に偽装されていたので問題無く手に届けられた。
数週間後、アミールは原生林の中で銃の調整をしていた、そこへ何人かの叫び声が微かに聞こえてきた、
用心深く声のする方へと照準器を向ける、大きな黒い熊らしき動物が目に入る、
1人の男性が熊と格闘している、このままでは命が危ないと判断するとアミールは銃を熊に照準を合わせると、素早く初弾を装着!
その瞬間引き金を引く発射音が大きくこだますると大きな熊が仰け反りゆっくりと倒れるのが見えた、襲われていた男がよろけながら立ち上がり息絶えた熊を茫然と見ている、
そこへ数人の男達が駆け寄り男を抱きかかえる、男達はアミールに気がつくと彼女に向かって手を振る。
