5分前、二人ともすっかり気が緩んでいた、繁華街でショッピングを楽しんでいる時だった、
顔に違和感を感じて視線を400メートル先のビルに向けた時ビルの窓から反射光が眼に入るアミールは咄嗟に身をかがめるが、
耳元に風を切る鈍い音が抜けると、背後で沙奈の細い体が崩れ落ちた、声を上げる間もなく第二弾がアミールの左太腿を襲った、
焼ける様な痛みと焦燥感で混乱したが、諦める事なく這いつくばりながら遮蔽物を探して車の下に潜り込むだが、その周りに容赦なく銃弾が降り注ぎ土煙が上がった。
照りつける太陽の下血を流し倒れている沙奈を見て観光客が騒ぎ出すと。
いつしか狙撃者は姿を消していた。