バーボン | MACふん戦記

バーボン

琥珀色のバーボンを、無骨な姿の氷に注ぐ。

グラスの中で氷が弾けた音がする。

スタンドの灯りの下に置いたグラスが、ぼやけてうかぶ

相変わらずヤニ臭く暴力的な咽越しだ。

安物でもバーボン、ほどなくすると居の中で

暴れだす厄介なものだ。

まるで聞き分けのない女のようだ、一つ二つ頬を

張り倒すと、背中を向けてタバコを吸うのさ。

なかなか想いが伝わらず、バーボンを飲み干すと

ベッドにもぐりこむ、ほかにすることは無いのさ。



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