こんばんは。
先ほど押井守の長編映画『スカイ・クロラ』をDVDで視聴しました。
感想は…一言で言うと、想いが重いね(・_・;)
まず、良い点から。
音楽は、静かで心地よく、良い感じでした。
空に浮いているふわふわ感と、主人公達の境遇のふわふわ感に合っていると思います。
たた、エンディング自体はあまり合ってないかな。印象にも残らなかったし。
また、言葉ではなくて映像の流れでメッセージを伝えてくる演出は良かったです。
ラストの構図や、主人公や同僚のクセなど、物語を理解する上で自分にも分かりやすいものでした。
ストーリー自体は、ボーっと見てたら訳わからないと思います。自分も最初分からず眠くなりました(-.-)zzZ
ただ、世界観は嫌いじゃないな。
キルドレ、という大人になれない永遠の子供と、ティーチャーという最強の大人の対比。
限りない命に生きる意味はあるのか、という投げかけ。
戦争がショーと化した世界。
どれも発想は面白いです。
最後にわかる真実も、ちょっと怖くて良い。
悪かった点。
なぜ昨今のアニメ映画は、主役に声優を使わない!?
ヒロイン棒読みくせーって思っていたら、菊地凛子ですかw
勘弁して下さいよホント。
また、見せ場が少ない分、ちょっと眠くなります。
話がちょっと分かりにくいので、集中して見ないと置いてけぼりに。
後はネタバレになるから書きませんが、他にも気になる点はありました。
うーん難しいね。
映画館に足を運ばずとも、家で見るので十分、、かな。
家でまったり見る分には良いと思いますよ。
ただ、18歳未満の方はあまり見ない方が…
この映画の軸には大人のエロスが入ってます。
そこがまた切ないんだけどね。
『明日死ぬかもしれない僕らに、大人になる必要ってあるのかな?』
ではでは。
アヴィアント~。