筆記試験~人文科学~ | 徒然。気ままな主夫道。

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こんにちは!


今日は、関東地方にものすごい風が吹いていましたね。

こうゆう時に、外出しないで済むのは大学生の特権ですね(笑


しかし、来年から何十年も職場に強制外出になると思うと…(゜д゜;)

社会人って大変だなーとつくづく思うのでありました。




さてさて、今日は昨日に引き続き一般知識科目である、人文科学について書きたいと思います。

いつもどおり、読み流しでお願いします。




人文科学には、世界史、日本史、地理、思想、文芸の5科目があります。

これらは、文系の方は教養試験の中でも得点源にしなければならないところです。

ひたすら覚えるのみ…努力と根性がものをいう科目ですね。


ただ、どの科目も範囲がとてつもなく広いです。

しかも、現在の公務員試験では裁判所事務官や国Ⅱなどで結構マニアックなことも聞いてくるので、広く浅くではちょっと危険です。


5肢の内、2肢はわかるのに…みたいな状況に陥り、結局感で答えを選んでしまう。そして外す。

このような経験を、自分も何度もしました。


中途半端な記憶では、確実な得点源とすることができない、非常にいやらしい科目でもあります。




使用した教材



TACのV問題集(非売品)


TACの授業レジュメ(非売品)



以上です。

独学の方には申し訳ないのですが、人文科学に関してはTACに頼りきりになりました。

特に、授業レジュメはまとめ方が上手く、かなり使えたので、もし人文が苦手でどうしようもない場合は、TACの単科コースで人文だけ講義を受けることをお薦めします。



また、公務員試験用の参考書よりも、高校で自分が使っていたノートや教科書の方が、一度頭に入れている分勉強しやすいと聞きました。

実際に、先輩は高校の教科書で勉強し、見事某県庁に合格なさっていたので、あながち嘘ではないと思います。





人文の勉強を始めたのは、夏過ぎからでした。

順番は、世界史→日本史→地理→思想→文芸の順です。


文芸は、本当に暗記だけが勝負になる科目だったので、2月後半から始めました。



講義を受け、V問を解き、要所を暗記ノートにまとめる。

この繰り返しです。






4月~8月:他科目の勉強に勤しむ。

9月~2月:TACの講義を順番に受ける。学内試験が終わった2月からレジュメをさらに要点ごとに暗記ノートにまとめる。


3月~4月:暗記ノートを何度も読む。視覚で覚える。


5月~7月:暗記ノートの見直し。繰り返し暗記する。






人文科学は、授業レジュメと暗記ノートで乗り切りました。


世界史・日本史は、最初に授業レジュメを何度も読み、歴史の流れを把握しました。

その後、要点ごとに暗記ノートにまとめました。


地理・思想も、頻出のところを暗記ノートにまとめました。



この時、ダラダラ文章でまとめるのではなく、キーワードでまとめるのがコツです。しかも大きな文字で。


直前期はそうそう時間もないので、暗記ノートもスピーディに読まなければなりません。

ぱっぱページをめくり、サーっと読む。


そのためにも、頭に入りやすい「単語」という形でまとめておくことをお薦めします。



(思想)和辻哲郎:『風土』、「間柄的存在」



こんな感じです。『』は著書を、「」は重要キーワードです。

本試験でも、キーワードだけ知っていれば簡単に答えが出る問題が数多く存在していてので、キーワードで覚えるのは有効だと思います。



また、他科目と違い、単発でノートに書き込むのではなく、一定の分野でまとめる方が、覚えやすいように感じました。


例えば、中国史なら漢の時代だけのキーワードを書くのではなく、中国史で一気にまとめて書く、などです。

たまに、時代の順番を聞いてくる問題がありますが、これなら対応できるはずです。


中国史は公務員試験でも最頻出なので、暗記ノートコーナーに転載します。




文芸は、レジュメが20ページで、しかも絵つきでまとめられていたので、暗記ノートにはさんでいました。

これ以上まとめれないものを、またまとめ直すのは、時間の無駄ですからね。




人文は、範囲が広いのに、各1問づつしか出ない、多くても2問…という費用対効果の悪い科目です。そのため、勉強のやる気が起きないこともありました。


しかし、一度覚え始めると、模試や本試験で面白いように点数が稼げるようになりますし、復習が楽になります。


最初の覚える時期は確かに辛かったんですが、頑張った分見返りも大きかったなと思います。


暗記は気力です。頑張ってください!




【暗記ノート公開コーナー~人文科学編~】


・中国史


殷:「甲骨文字」

周:「封建制(血縁中心)」

春秋戦国:「諸子百家の登場」

秦:「始皇帝」、「法家」、「郡県制」、「儒教の弾圧」、「万里の長城」、「陳勝・呉広の乱(初の農民反乱)」

前漢:「郡国制」、「塩・鉄・酒の専売制」、「呉楚七国の乱」、「武帝の時最盛期」、「儒教の国教化」、「郷挙里選」

新:「赤眉の乱」

後漢:「班超の活躍」、「黄巾の乱」

魏晋南北朝:「九品中正法」、「均田制」、「府兵制」、「戸籍の整備」

隋:「租庸調制」、「科挙」、「高句麗遠征の大失敗」

唐:「きび政策」、「律令制度」、「則天武后」、「玄宗の開元の治」、「安史の乱」、「募兵制」、「両税法」

五代十国時代:「武断政治」

北宋:「文治政治」、「殿試」

南宋:「高宗」

元:「史上初の異民族支配」、「科挙の中止」、「交鈔の乱発」、「紅巾の乱」

明:「江南を首都(初)」、「靖難の変」、「永楽帝の北京遷都」、「北虜南倭」、「一条鞭法(銀納)」

清:「ネルチンスク条約」、「地丁銀」、「軍機処」、「理藩院」、「辮髪の強制」、「科挙の実施」、「満漢偶数官制」、「白蓮教徒の乱」、「太平天国の乱」、「義和団事件」、「辛亥革命」



中国史は、その順番も覚えていて損はありません。


ではでは。

アヴィアント~。