衆議院事務局Ⅱ種 最終面接内容 | 徒然。気ままな主夫道。

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こんにちは!
今日は、衆議院事務局の三次試験の集団討論と個人面接について書きたいと思います。


試験は7月の第二週に、衆議院第二別館の一室で行われました。

6人1組で集められ、まず面接カードを30分間で書きます。

書く内容は、学生生活・ゼミ、卒論・サークル活動・趣味・他試験併願状況・語学力・資格・やりたい仕事・自己PR・国会のイメージです。


人事の方が、ストップウォッチできっちり30分間を計るので、あらかじめ自分で別紙に書くことを用意し持参して、書き写した方が良いと思います。

書き終わらなくても、待ってくれません。

なお、鉛筆でもボールペンでもどちらでもOKです。自分は鉛筆で書きました。



面接カードを提出したら、次に集められた6人で集団討論が行われます。

受験生は、あらかじめ割り振られたA~Fの名前で呼ばれます。


部屋に入ると、机が真ん中にあり、コの字型に受験生は座ります。


机には、紙と鉛筆が置いてあり、討論中にこれでメモが取れます。あと、時計も置いてありました。


試験官は全部で4人。部屋の四隅に配置されていました。


討論の時間はたしか35分だったと思います。


机に受験生が着席した後に、試験官からテーマが発表されます。

私たちの時のテーマは「高速道路の無料化に賛成or反対」でした。


賛成か反対かの立場は、試験官により決められます。自分は賛成の立場を指定されました。

もちろん、賛成3名、反対3名と指定されます。



まず最初に、5分間与えられ、自分の主張を考える時間が与えられます。

その後、Aから順番に自分の意見を述べ、それから討論スタートです。


討論は、結論を出す必要がなく、時間がくるまでとにかく討論を続けます。

賛成派VS反対派で、自分たちの意見を言い、それを相手が反論する、ということが繰り返されました。



感想としては、司会がおらず、互いに探り探りでの討論でしたので、なかなか難しいものでした。

自分が賛成の立場から述べたことに対して、反対派から鋭い質問があり、ドキッともしました。



集団討論の後は、Aから順番に個人面接があります。


面接官は3人で、40代男性、50代男性、30代女性でした。また、後ろに30代男性が一人います。

時間は20分でした。



・集団討論どうだった?

→賛成派の意見をまとめる時に、発言する瞬間に言おうと思っていたことが頭から飛んでしまい、苦し紛れに意味不明な主張をしてしまったので、そのことが悪い点だったと述べました。良い点としては、反対派からの質問に即座に答えることができた、と述べたと思います。



・集団討論で良かったの誰だと思う?

→同じ賛成派の人のことを述べました。自分たちの意見を上手く論証しており、大変説得力があったからです。



・自己PRをしてください。

→用意したものを述べました。その後、予想通りの質問があり、待ってましたとばかりに答えると、「上手いねぇ。ここ聞かれると思ってたでしょ?」と言われ、「あっ…はい。」と答えると爆笑されました。


・志望職務

→これも用意したことを述べました。その後、議員との接し方についてや、国会についてどのようなイメージを持っているかを聞かれました。「自分の信念と、議員と意見が違っていたらどうする?」という質問に、「はい。自分の信念を…貫きません。」と答えると、また爆笑されました。



ここまでは、なかなか順調でした。部屋の雰囲気も良かったです。

しかし、ここから下り坂に…。。。



・家族はここを受けるのになんて言ってる?

→「応援してくれています!」と答えました。続いて、「親は、君が衆参どちらの職員になることを望んでいる?」と聞かれ、「衆議院事務局です。」と答えると、「その理由は?」と聞かれました。ここで詰まってしまい、「…参議院は…なくなる可能性があるからだと思います。」と答えると、フッと鼻で笑われました。



・ゼミでなにやってた?

→用意していた自分のゼミの話をしました。ここはかなり食いつかれましたね。ゼミ論の結論を聞かれ答えると、それに面接官は反対の立場から論証し始め、「この意見にはどう思う?」、「じゃあこうだったら?」と、質問攻めされました。

最初は、用意していた考えを述べてかわしてしたのですが、どんどん追求され、最終的に詰まってしまいました。自分でも、あまり良い答えではないな…と思うようなことを答えてしまい、ここで評価がガクッと下がってしまったと思います。面接官の顔がだんだん曇っていくのが辛かったです。



・併願状況について

→受験中の国家公務員試験について述べました。地方公務員は伏せました。その方が、整合性がとれていたからです。



・趣味について

→昔からやっているスポーツについて述べました。その後、そのスポーツのどのような所が得意か聞かれ、「○○です!」というと、「ふ~ん。まぁうちじゃ何の役にも立たないけどね。」とばっさり。
思わず一瞬( ̄□ ̄;) という顔をしてしまい、やばいと思い笑顔に戻しましたが、引きつっていたかもしれません。


ここで時間となり終了。

途中まで雰囲気よく進めていましたが、ゼミの話から一気に悪くなってしまい、最後にガツンとやられてしまいました。


面接後は、やってしまった…という絶望しかありませんでした。

今年受けた面接でダントツのワースト1の内容です。


結果はご存知の通り不合格でした。


反省すべき点は、明らかな準備不足と、機転がきかなかった、ということです。

ゼミの話は、なんでも話せるようにしなければならない、と痛感しました。


またまた、不合格事例で申し訳ないのですが、今回はこのくらいで。



ではでは。

アヴィアント~。