続きまして、専門択一です。
憲法7問、民法13問は必答。あと刑法を10問解くか、経済原論を10問解くか選択し、計30問解きます。
自分は経済を選択しました。
憲法…(並)
衆議院の優越、内閣、予算、表現の自由、生存権、違憲審査権、公衆浴場判例の判旨並び換えの7問が出ました。
簡単ではありませんが、理詰めて行けば正解に行き着けたので、そこまで難しくはなかったです。
ただ、裁事の専門択一は、「正しいのはいくつあるか」、「適当なもののみ全て選べ」という、いやらしい選択肢ばかりなので、それに気を取られて迷ってしまうこともあります。
民法…(難)
意思表示、代理、時効、即時取得、共有、質権、、期限、債権譲渡、不法行為、請負、解除、相殺、賃貸借から13問出ました。
これも単純に正解肢を1つ選ぶ問題よりも、複数選択すり問題だったので、難しく感じました。
内容では、不法行為の問題と債権譲渡の問題が特に難しかったです。
経済原論…(並)
GDPデフレーター、生涯効用関数、均衡GDP、生産要素の問題、ハイパワードマネーの問題、リンダール均衡、限界費用、効用関数、損益分岐点、労働効用関数から10問出ました。
GDPデフレーター(パーシェ指数を使う)やハイパワードマネー、リンダール均衡など、解き方を知っていれば楽勝!みたいな問題もあり、経済原論は知識量で差がでるのが特徴かと思います。
ただちょっとリンダール均衡なんかはマイナーですね。自分は経済原論一通りやりましたが、知りませんでした。
また、均衡GDPを求めさせる問題では、なんと投資が√Y…
計算中に膨大な数字に達したため、諦めてしまいました。
専門択一はこんな感じです。
次は最後の論述試験についてです。