以下産経新聞より抜粋。
神奈川県警厚木署は26日、傷害の現行犯で、伊勢原市東成瀬の会社員、平松健一容疑者(37)を逮捕した。
調べでは、平松容疑者は26日午後9時40分ごろ、厚木市船子の路上で、荷物の積み込み作業のためエンジンをかけて停車していた大型トラックの 男性運転手(41)に、「エンジンを止めろ」などと因縁をつけ、持っていたレンチで男性の顔を殴った疑い。男性は顔に軽傷を負った。
男性の110番通報で駆けつけた厚木署員が平松容疑者を取り押さえた。
平松容疑者は「地球温暖化を防ぐために注意した」と供述しているという。
まさにエコテロですね。
レンチで殴ったらいかんですよ。
こないだテレビでどっかの評論家が、「環境ってものは正義を語る上で最強の武器になる、ゆえに危険だ」って言ってました。
確かに、環境のため、環境に良いから、と言われたら、なんかそーですね、と頷きやすい気がします。
地球環境を守ることは良いことだ、と当たり前のように思ってるからじゃないでしょうか。
しかし、環境に良いからなんでもかんでもやってよい訳じゃありません。
例えば、数年前から流行ったクールビズ。
ネクタイを外し、シャツのボタンを少し外したスタイルが政府主導で推進されました。
確かに、それによりエアコンの温度設定を高めにでき、温暖化対策に一役買います。
だけど、ネクタイ業者はそれにより大打撃を受け、廃業に追い込まれた業者が相次いだと聞きます。
このように環境に良いから、とある行動を起こすと一方で多大な不利益を被る人もいる、と言うことに気づかずに、環境を翳す人が多くなった気がします。
今回の事件のように、環境を守るためなら何だったやって良いんだ!みたいな人は、今後増えてく気がしてならない…。
ではでは。
アヴィアント~。