風力発電。 | 徒然。気ままな主夫道。

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以下毎日新聞より抜粋。


北海道釧路管内浜中町にある道内最大級の風力発電施設内で19日、風車に激突したとみられる国の天然記念物オジロワシの死骸(しがい)が回収された。

日本野鳥の会によると、オジロワシの風車への衝突死は04年2月に留萌管内苫前町で発生して以来10例目。

高田令子・ニムオロ自然研究会事務局長(36)は「大きな風車の場合、羽根の先端は時速300キロ前後で回転しており、ワシの目には扇風機の羽根のように見えないのでは」と話している。

オジロワシの死骸は同日午前11時40分ごろ、道内を旅行していたノルウェー合気道連盟のヨン・アルバートセン会長(43)が同町後静の道道わきで発見した。
鋭利な刃物のようなもので三つに分断されていた。

約30メートル離れた場所に浜中町の第三セクターが06年2月から運営する「浜中風力発電所」(羽根の直径77メートル、支柱の高さ85メートル、出力1370キロワット)があり、
回転する風車の羽根にぶつかったとみられる。





今日は風力発電がもたらす弊害の1つであるバードストライクをご紹介。

バードストライクとは、記事にあるように、風車の羽に鳥が切り刻まれる事を言います。

鳥としちゃたまりませんね。
迂闊に空を飛べない時代となりました。

風力発電は、イメージとして環境に優しいっていうのがあるかと思いますが、問題点が多々あります。


1つ目は、設置場所周辺の環境破壊。

風力発電の風車は、大抵が山間部に何機もいっぺんに建設します。

そのため、資材を運ぶ道を建設したり、土地確保のため森林を伐採したりと、かえって環境に悪いんじゃないか、という意見があるほどです。


2つ目は、風車の倒壊です。

構造上は倒れるはずじゃ…なんて責任者が言ってますが、実際は記録的な暴風雨の時によく倒れて被害を出しています。

高さ100m前後の物体が倒れてきたら、たまったもんじゃないですよね。


今挙げた二点の問題点は、いずれも解決可能な問題だと思うので、各電気会社はしっかりと対策を練った上で建築してほしいです。

ではでは。
アヴィアント~。