以下京都新聞より抜粋。
酒気帯び運転を理由にした懲戒免職の可否が争われた訴訟の判決で、神戸地裁は8日、「過酷な処分で裁量権の乱用」として、兵庫県加西市の元職員の男性(57)の訴えを認め、市の処分を取り消した。
判決によると、男性は市の課長だった2007年5月、酒気帯び運転で摘発され、市の内規に基づき懲戒免職処分となった。
判決理由で橋詰均裁判長は「たまたま勧められて飲酒したにすぎず、動機が非難に値するとは言えない」と指摘。交通事故も起こしていないことから「公務員への信頼という観点から社会に与えた悪影響も大きいとまでは言えない」とした。
男性は過去5年間に交通違反がなかったという。
加西市の中川暢三市長は「誠に遺憾。飲酒運転撲滅への取り組みに逆行するもので、控訴したい」としている。
うーん何やってんだか、って感じですね。
飲んだら乗るな。これは絶対に遵守しなきゃならないこと。
ましてや公務員なら懲戒免職は当たり前だと思いますけどね。
人に勧められたからとか、事故起きなかったからとか関係ない。
飲酒運転と酒気帯び運転の差も関係ない。
車を運転するなら、飲まない。
これを守れない人が多すぎますね!
殺傷能力のある鉄の塊を動かしている、という自覚が足りなすぎなんじゃないでしょうか。
飲酒運転には殺人の未必の故意を認めても良いんじゃないでしょうか(かなり無理あるけど)。
昔はこんなに厳しくなかった、という意見を年配の方中心に聞きますが、現に事件が多発している現状を鑑みると、その言い訳も通りません。
とにかく、飲んだら乗るな!
ではでは。
アヴィアント~。