以下河北新聞より抜粋
仙台市太白区の太白第二町内会が6日までに、アパートの住人を対象に、ごみ袋に部屋番号を書いてごみを出すよう求める通知を集積所に表示した。
町内会によると、ごみ出しにルーズな人が多く、市のごみ有料化開始を機に責任の所在を明らかにする目的で行ったという。
住民の間では理解を示す声がある一方、「排出者の特定につながり、行き過ぎではないか」という指摘が出ている。
町内会の管内には八つの集積所があり、全個所の掲示板に、マジックで「レジ袋ではゴミ出しできません。必ず○―○棟○号 記入してください」と書かれている。
町内会の話では、アパートの住人は収集日を守らなかったり、指定の袋に入れなかったりすることがあるという。
汚物を入れても、きちんと袋の口をしばらずに出すこともあり、カラスが食い散らかし、町内会の人が後始末を強いられることが珍しくない。
町内会は「ルールを守らずに迷惑を掛ける人がいる以上、責任の所在を明確にする措置を取るべきだ」と、有料化前の役員会で部屋番号の明記を求めることを決めた。
ただ、強制ではないということ。
まず、自治体のこの措置に私は賛成の立場であることを明らかにしたうえで持論を述べます。
インターンで某市の環境局に赴いた時、学生アパートの悪質なゴミ出しをどう改善するか、について政策を練りました。
私は《大家に取り締まってもらう》《賃貸契約時に大家又は不動産屋に指導させる》など考えましたが、どれも成果は見込めないなと思いました。
それよりもっと責任が明確になれば…と思い考えたのが、今回の記事と同じく、ゴミ排出者を特定させる案でした。
確かに、個人が特定されるため、プライバシー侵害に当たる可能性がありますが、所詮出されるのは我々には不必要なゴミです。
プライバシーと言える代物か、甚だ疑問に思えるんじゃないでしょうか。
出されたゴミが誰のか特定されれば、注意がしやすくなるし、皆意識を持ってゴミ出しを行うと思われます。
ただ、問題が1つ…。
それでも名前を書かない人がいた場合どうするか、ということです。
名前がないゴミ袋は回収しない、としても解決しませんし、そもそも誰のかわかりません。
この問題が解決されないと、ゴミ袋に名前を書かせるようにしても完璧な改善にはならないと思いました。
久しぶりの環境ネタw
ではでは。
アヴィアント~。