以下報知より抜粋。
【痴漢疑われ事情聴取中に逃走…鉄柵に首ささった男性が死亡】
愛知県南知多町の海水浴場にある半田署千鳥ケ浜詰め所から聴取中に飛び降り逃走を図ろうとした際、首が鉄柵に突き刺さり意識不明の重体となっていた会社員の男性（２５）が４日未明、出血性ショックのため死亡した。
同署によると、この男性は３日午後、女性３人から「海中で胸を触られた」と言われ、詰め所で警察官に事情聴取されていた。
この男性は「名前を言ったらオレが犯人になる」「やっていない」などと叫び、突然、２階窓から飛び出すと、地上に続く外階段を囲む鉄柵の支柱に首が刺さり、半田市内の病院に運ばれていた。
聴取中、窓は開けたままだった。詰め所では男性はいすの上に立ち上がり、興奮した様子で、担当した署員によると、酒のにおいもしたという。
「被害にあった」という１８歳と１９歳の女性３人の話では、３日午後２時１５分ごろ、浮輪に乗るなどして遊んでいたところ「３人とも胸を触られた」という。その後、女性３人は友人男性を呼び、約１時間後に、この男性を発見した。
駆けつけた署員は現行犯逮捕ではないことから、慎重に両者から話を聞こうと判断。容疑者の場合は交番に連れて行くが、詰め所で話を聞いていた。
男性は妻と友人と来ていたのでアリバイのため住所や氏名を聞いたところ拒絶され、窓から飛び降りたという。
海水浴場には、当時約４５０００人の人が来ていた。
このニュースを読んだ時、この痴漢は冤罪だな…と思いました。
他の記事に載っていましたが、女性３人は犯人の後ろ姿、しかも海中のため後頭部近辺しか見ておらず、それだけを手掛かりに探していたそうな。
しかも、約４５０００人の中からたった１時間で見つけたとか、普通に考えてありえん。
無実なら正々堂々として、逃げなければいいじゃないか、って思う方がいらっしゃるかと思いますが、犯人として疑われた人間の心理状態を考えてみて下さい。
しかも、痴漢は一度疑われて警察に連れて行かれるとほぼ人生終わります。
社会的信頼と身分を失い、今まで築き上げたものが崩れ落ちる。
逃げるのは至極当然の行動だと思います。
亡くなられた男性のご冥福をお祈りいたします。