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やせっぽちのヒロシのブログ

音楽とお酒が大好きです。
趣味は国際交流?(笑)。

このところPCの調子が悪く、アップに時間がかかってしまいました。

 

孤独死した隣人女性に思いを募らせる男性の姿を通し、「老い」と「孤独」を独自のユーモアでつづった、メキシコ発のラブストーリー。
メキシコで暮らす60歳のチリ人男性マルティネス。偏屈で人間嫌いな彼は、会計事務所での仕事やプールでの水泳といった日々のルーティンを決して崩さない。しかしある日、会社から退職をほのめかされ、後任のパブロがやって来たことで、彼の規律的な日常は揺らぎ始める。時を同じくして、マルティネスのアパートの隣人である同年代の女性アマリアが、部屋で孤独死していたことが判明。アマリアの私物の中に自分宛の贈り物が残されていたことを知ったマルティネスは、彼女に興味を抱くようになる。遺された日記や手紙、写真を通して彼女への思いを募らせていくうちに、マルティネスは心の奥深くに眠っていた人生への好奇心を取り戻していく。
メキシコ出身のロレーナ・パディージャ監督が長編初メガホンをとり、パンデミックを通してメキシコの若者と高齢者との関係性が変化したことに着想を得て制作。「ナチュラルウーマン」のフランシスコ・レジェスが主演を務め、偏屈だが愛さずにいられない主人公マルティネスを説得力ある演技と存在感で魅力的に演じた。

2023年製作/96分/G/メキシコ
原題または英題:Martinez
配給:カルチュアルライフ
劇場公開日:2025年8月22日

 

☆主人公の几帳面でちょっと偏屈なおじいちゃんマルティネスは60歳らしいのですが、ということは今の私よりも遥かに年下であり、自分も外見は職場の若手や中堅社員から見ればあんな感じなのか...なんて思うと何やら切なくなってしまいますけれど、物語自体は随所に笑いを挟みながらもちょっと泣かせる場面があったり、心温まる場面もあったりで、なかなか面白い映画でした。まぁ、犯罪行為なのでは?なんて行動もあったりはしますが、それが物語の進行を更に面白くしていますし、少人数での人間関係を描いた作品としては昨年の傑作「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」にも通じるものを感じました。

 

ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロが自身の出生地・長崎を舞台に執筆した長編小説デビュー作を映画化したヒューマンミステリー。日本・イギリス・ポーランドの3カ国合作による国際共同製作で、「ある男」の石川慶監督がメガホンをとり、広瀬すずが主演を務めた。
1980年代、イギリス。日本人の母とイギリス人の父の間に生まれロンドンで暮らすニキは、大学を中退し作家を目指している。ある日、彼女は執筆のため、異父姉が亡くなって以来疎遠になっていた実家を訪れる。そこでは夫と長女を亡くした母・悦子が、思い出の詰まった家にひとり暮らしていた。かつて長崎で原爆を経験した悦子は戦後イギリスに渡ったが、ニキは母の過去について聞いたことがない。悦子はニキと数日間を一緒に過ごすなかで、近頃よく見るという夢の内容を語りはじめる。それは悦子が1950年代の長崎で知り合った佐知子という女性と、その幼い娘の夢だった。
1950年代の長崎に暮らす主人公・悦子を広瀬すず、悦子が出会った謎多き女性・佐知子を二階堂ふみ、1980年代のイギリスで暮らす悦子を吉田羊、悦子の夫で傷痍軍人の二郎を松下洸平、二郎の父でかつて悦子が働いていた学校の校長である緒方を三浦友和が演じた。2025年・第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品。

2025年製作/123分/G/日本・イギリス・ポーランド合作
配給:ギャガ
劇場公開日:2025年9月5日

 

☆老年期に入った母が娘に語る戦後間も無い頃の長崎を背景にした生い立ち話。被爆者に対しての偏見、妻に寄り添うことをしなかった夫、戦前・戦中とは全く価値観や定義の変わってしまったことでの教育者だった義父の苦悩といった描写を織り込みながらの回想には、最後に物語を根底から覆すくらいのどんでん返しがありましたが、それを一気に転換させるのではなく、徐々に矛盾していく謎を深めながら、またあえて突っ込む余地も残しながら予想外の方向へ展開していくストーリーにゾクゾクさせられました。

 

https://www.disney.co.jp/movie/shuffle-friday

 

 

ジェイミー・リー・カーティスとリンジー・ローハン主演で、ひょんなことから心と体が入れ替わった母と娘を描いた2003年のコメディ映画「フォーチュン・クッキー」の続編。今作では、祖母・母・娘の3世代4人が入れ替わって巻き起こる騒動と、入れ替わりを通してそれぞれが大切なものに気づいていく姿を描く。
シングルマザーのアンナは、母テスに支えられながら忙しくも充実した日々を送っていた。ある日、高校生の娘ハーパーが同級生リリーと大ゲンカをし、アンナは学校に呼び出される。そこでリリーの父エリックと運命的な出会いを果たし、恋に落ちる。やがて2人は結婚を決意するが、娘同士の仲は相変わらず悪く、新しい家族を素直に受け入れられない。そんな中、婚約パーティに現れた占い師の呪文によって、翌朝の金曜日、アンナとハーパー、テスとリリーの体が入れ替わってしまう。娘たちは結婚を阻止するチャンスと考え、親同士の仲を引き裂こうと計画するが……。
前作に引き続き、テス役をジェイミー・リー・カーティス、アンナ役をリンジー・ローハンが演じる。ハーパー役はジュリア・バターズ、リリー役はソフィア・ハモンズ。エリック役を「スター・ウォーズ アコライト」などで注目を集めるマニー・ジャシントが務めた。監督は「レイトナイト 私の素敵なボス」のニーシャ・ガナトラ。

2025年製作/112分/G/アメリカ
原題または英題:Freakier Friday
配給:ディズニー
劇場公開日:2025年9月5日

 

☆母と娘が入れ替わってしまうという前作を観ていないので比較は出来ませんが、今度は更に孫とその同級生も加わりダブルで入れ替わってしまうという設定で、しばらくは誰が誰と入れ変わってしまったのかを把握するのに時間がかかってしまいましたが、作り手としてはそうした観ている側の混乱が思うツボだったのかもしれません。ストーリー自体は他愛無いというか実にディズニーらしいハッピーエンドですが、結構ハラハラさせられる場面もありましたし、楽しんで観ることが出来ました。

 

 

60年ぶりに故郷を訪れた女性が親友と楽しい時を過ごすなかで、青春時代の思い出をよみがえらせていく姿と、それぞれの波乱万丈な人生を描いたヒューマンドラマ。
大都会ソウルで息子家族と暮らすウンシムは、「宝島」と呼ばれる海沿いの町・南海(ナメ)に60年ぶりに帰郷し、親友グムスンのもとに身を寄せる。かつてウンシムに思いを寄せていたテホも交えて昔を懐かしみ、3人は和気あいあいとした日々を過ごす。忘れていた記憶をひとつずつ思い出し、懐かしさに心を躍らせるウンシムだったが、彼女が長年この地を離れていたのにはある理由があった。16歳の時に彼女の未来を決定的に変えてしまった出来事と、波乱に満ちた人生が明かされ、互いの現在を知ったウンシムとグムスンは、美しい花が咲き誇る草原へ最後のピクニックに出かけ、生まれ変わってもまた友だちになることを誓う。
「怪しい彼女」のナ・ムニが主人公ウンシム、Netflixドラマ「イカゲーム」のキム・ヨンオクが親友グムスン、「チャンス商会 初恋を探して」のパク・クニョンがテホを演じた。監督は「怪談晩餐」のキム・ヨンギュン。

2024年製作/114分/G/韓国
原題または英題:Picnic
配給:ショウゲート
劇場公開日:2025年9月12日

 

☆自分自身が年取ってしまった今こうした映画を観るのは正直なところ辛いですが、色々と考えさせられる作品でした。主人公たちの抱える様々な問題が現代の日本にもそのまま当てはまるように思います。

ラストシーンは昨年リヴァイヴァル上映された「テルマ&ルイーズ」を想わせる感じでしたが、あえてそのシーンまでは見せなかったのは観客の想像に委ねているということだったのでしょうか?

 

三好銀の人気漫画「海辺へ行く道」シリーズを、「俳優 亀岡拓次」「いとみち」の横浜聡子監督のメガホンで映画化。とある海辺の町を舞台に、ものづくりに夢中な子どもたちと秘密を抱えた大人たちが織り成す日々を通して、人生の幸福を陽気なユーモアと想像力で描いた人間讃歌。
瀬戸内海の海辺の町でのんきに暮らす14歳の美術部員・奏介。この町はアーティスト移住支援を掲げ、あやしげなアーティストたちが往来している。奏介とその仲間たちは、演劇部に依頼された絵を描いたり、新聞部の取材を手伝ったりと、忙しい夏休みを送っていた。そんな中、奏介たちにちょっと不思議な依頼が飛び込んでくる。
主人公・奏介役を「ルート29」「サバカン SABAKAN」の原田琥之佑が演じ、麻生久美子、高良健吾、唐田えりか、剛力彩芽、菅原小春、諏訪敦彦、村上淳、宮藤官九郎、坂井真紀らが顔をそろえる。第75回ベルリン国際映画祭のジェネレーションKプラス部門に出品され、スペシャル・メンションを授与された。

2025年製作/140分/G/日本
配給:東京テアトル、ヨアケ
劇場公開日:2025年8月29日

 
☆何年か前に観た「いとみち」がとても面白かったので、同じ横浜聡子監督のこの作品も観たいと思っていました。小豆島の美しい海を背景に、アートを主題に置きながらも、主人公の家族らがいかにも島の住人らしいちょっと人の良さそうで凡庸な一方、妙に胡散臭い登場人物もいたりして、その辺の絡みが面白かったです。やや長めの作品でしたが、特に起伏がある訳でもないのに、そうした長さを感じませんでした。
この作品のロケ地マップだそうです↓
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.town.tonosho.kagawa.jp/material/files/group/15/umibe.pdf