SIMENS501の旅ブログ記念すべき第一回目は【神戸市西部岩岡・神出】です
今回は神戸市伊川谷町有瀬をスタート地点とします
まずは県道21号線をひたすら西へ


この道路、西明石までほぼまっすぐ伸びています
これ1938年に国家総動員法が施行され、その一環として当時西明石にあった
川崎重工の戦闘機製造工場(現オートバイ製造工場)のテスト用滑走路を作る目的で
建設された経緯があります。
結局使用されないまま終戦を迎え、多聞から東は第二神明道路として、
西はこの県道21号線として現在に至っています

障子口交差点から大窪、高丘、山手、北場を経て岩岡に入ります
東北までテレポートしたようです

地元の方との交流もまた旅の醍醐味


なんやかんやで第一チェックポイント「野中の清水」到着です
この野中の清水は播磨十水、日本五水に数えられる湧水地で
古今集にも詠われるほと歴史が深く、当時台地で水利に乏しくしばしば干ばつに
も災れた岩岡ですが、この湧水は枯れることなかったそうで
昔はお酒の醸造にも使われた名水だったそうです
現在、周りは公園として整備されていますが、水を飲用することができません。残念。

公園の真ん中からは今も清水がこんこんとわき出ていました
ここで昼食を摂ってつぎの場所へ向かいます

ひたすら田園風景が続きます
こういう景色大好きです
夏に来たら緑が映えてもっときれいなんでしょうね


第二チェックポイント「練部屋分水所」です
岩岡、神出は今でこそ豊かな農耕地ですが江戸時代までは前述のように
台地という水に恵まれない環境のためあ荒れ野が広がっていました
江戸時代に入ると明石藩などが中心となり本格的に農地開墾を始めます
その際に北区淡河川、山田川から水を引いてこようという計画が持ち上がり
さまざまな苦労(土地の高低差など)があったようですが1891年に完成し
稲美、神戸市西部に肥沃な土地をもたらしました
この練部屋分水所はそうしてはるばる北区から送られてきた水を
各地域に均等に配水するための施設です
工事中の為、現在は機能を停止しているようです
こちらは老の口分水所です

さて神出から南西に進路をかえて岩岡神社へ向かいます
枯れた田んぼに目をやると野焼きが盛んに行われていました
おかげで服が燻されました

最後のチェックポイント「岩岡神社」です
岩岡神社は1682年に神出から大岩を迎えて祀ったことにはじまり、
明石藩主松平直明と農業の神「素盞鳴命」を祭神としています
当日は野鳥の撮影で人がちらほらいらっしゃいました

鳥居から本殿までが異様に長い(約150m)

本殿
これで岩岡・神出の旅は終りです
今回は西へ行ったので次は東を攻めようとおもいます
帰りに明石の亀の水(湧水)に立ち寄りました

亀の水も野中の清水も不思議とぬるかった