オズの魔法使い
原題「The Wonderful Wizard of Oz」 は、アメリカの児童文学作家「ボーム:Lyman Frank Baum」の代表作です。1900年5月17日にアメリカから出版され、以降何度も再版されました。1902年のミュージカル『オズの魔法使い』(The Wizard of Oz )、1939年の映画『オズの魔法使』(The Wizard of Oz )から『The Wizard of Oz 』という題名が定着するようになりました。
内容は大竜巻のためにカンザス州から空想の国「マンチキン」に飛ばされた「ドロシー」が,「ブリキのきこり」,「ライオン」,「かかし」とともに,オズの魔法使いを訪ねる冒険を語っています。
冒険中に会う3人はそれぞれの目標を持っています。
1.カラスにバカにされて悔しがっていた「カカシ」は、「知恵」を働かせることのできる「脳」をもらいに。
2.悪い魔女にいじめられ肉体を失った「ブリキのきこり」は、人を「愛」する「心」をもらいに。
3.小さな犬すらも怖い臆病者の「ライオン」は、「戦いに挑む」ことのできる「勇気」をもらいに。
いくつかの冒険を乗り越え、やっと願いを叶えてくれると思ったのですが「オズの魔法使い」は、なんの願いも叶えてくれません。実は「かかし」も、「きこり」も、「ライオン」も、そして「ドロシー」も、冒険中に行動することによって、自分で自分を変え、自分の願いを叶えることができたのです。
作者は、「夢や願いは叶えてもらうものではなく、自分で現実にしていくもの」であるということを伝えたかったのではないでしょうか。
子共に本当の愛を
子供の成長過程を見ると、個人差はありますが、共通して見られる発達段階ごとの特徴があります。子供は発達段階ごとに、「視野を広げ」、「自己探求を深め」、「志を高めて」いきますが、各発達段階における特徴を踏まえた成長をそれぞれの段階で達成することで、子供の継続性ある「望ましい発達」 が期待されます。それでは「望ましい発達」のためにはどうすれば良いでしょうか。
「オズの魔法使い」によると下記のものが子共に教えるべきであることがわかります。
①「知恵」を働かせることのできる「脳」
②人を「愛」する「心」
③「戦いに挑む」ことのできる「勇気」
そのために実践させてほしいことは下記のようなことです。
1.考える習慣
幼い子供の場合は考えずに即行動する傾向があります。誤った行動をした時には、叱ったり、殴ったりするより「反省ゾーン」や「反省椅子」を設け、そこで自分の行動を「考える時間を与える」必要があります。5分から10分程度の反省時間を与え、自分の行動に何の誤りがあるかを自ら考えるようにするとその後の行動には気を付けるようになります。少し大きくなったら「日記を書く」ようにしましょう。日記は「自分を記録」することもできますが、「考える力をつける」きっかけにもなります。
2.コミュニケーション能力
人を「愛」する「心」は人々とのコミュニケーションから生まれると思います。子共に「愛」を伝える方法も「心の言葉」を素直に伝えることです。そして「家族会議」のような「定期的なコミュニケーション」を行い、子供の悩みなどの「相談役」になってください。
3.計画と実行管理
子供に「計画」を立て、それを「実行管理」させることは以外に簡単です。自分が「ほしいもの」を手に入れるために「貯金の計画」を立て、それを「実行」させることから始まります。そして「ほしいもの」から「やりたいこと」へ目標を変えて行きます。
ThinkWiseプランナーを活用
子供がある程度大きくなり、コンピューターが使えるようになりましたら、ツールを与えましょう。特に使い方などを教える必要はありません。インドの教授「スガタ・ミトラ」さんによるとインドのスラム街の壁に穴をあけ、インターネットが使えるコンピューターを設置した実験があります。設置後、何もせずに3ヶ月後に設置場所を訪れて見ると子供たちは教授に「コンピューターが遅い」、「マウスがよく動かない」と不満を話し、習ってない英語の単語も200くらい覚えていました。子供にはすごい力があると思います。この実験に興味ある方は「スガタ・ミトラ」さんのお話を聞いてみたください。字幕もついています。
1.マインドマップで思考を整理・拡張
「マインドマップ」は思考を整理・拡張する方法です。マインドマップで子供の想像力を無限大に書き出し、それを関連項目にまとめるともっと効果的な思考の整理・拡張ができます。そして創造的なアイデアも生まれると思います。
2.コラボレーション機能で遠距離コミュニケーション
マインドマップを通じたコミュニケーションは一つの主題について集中できるので効果的なコミュニケーションが可能です。そして離れていてもコラボレーション機能でコミュニケーションができます。
3.プランナーで記録・計画・実行管理
プランナーには「普段のスケジュール」や「思いついたこと」など自分の一生を記録できます。そして「思いついたこと」の中でもっと詳しく考えてみたい項目をマインドマップに移し、思考を拡張・整理します。その中から「実現可能な項目」を選定して実行管理します。このような習慣を身につけると社会人になって「仕事」をするときも「有効的に活用」できると思います。
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