サピオセクシャルとは

 

 「サピオセクシャル」とは、「知的な人」に対してセクシーで魅力的だと感じる人達のことです。彼らは、性的な魅力や一般的に魅力と考えられることよりも、何よりも「知性」が魅力的だと考えます。普通の男性は、まず女性のカラダに性的興奮を感じますが、サピオセクシュアル男性は、女性の「知性」や「知恵」に一番の魅力を見出すのです。

 

 「サピオ」とはラテン語で”味わう”という意味です。このことから”物事の真理を探る”という抽象的な意味を含みます。「知恵のある人」をラテン語で「ホモ・サピエンス」と言うように、この語源も「サピオ」から来ています。

 

 

 

 

 

 

サピオセクシャルの特徴

 

○ マニアックで知的な仕事や趣味を持っている。

 男性ならばPC関係、歴史オタク、野草研究、廃墟巡りなどで、女性の場合はプロレス、宝塚、爬虫類、軍事マニアなどでしょうか。確かに自分の好きな分野に熱中している人には魅力があります。

 

○ 知的な毒舌の持ち主

 ちょっとひねくれた、でも鋭いジョークを放つのが「サピオセクシュアル」の特徴。単なるおもしろい冗談ではなく、統計やリサーチに裏づけされています。理解するのに知識を要する毒のあるジョークなので、一般ウケしない非モテトークの持ち主でもあります。

○ 読書量がハンパない

 知性に興奮してしまうわけですから、もちろん活字中毒。常に知識と知能を磨き続けるのが彼らの習慣です。

 

○ 感じが良くない

 決して意地悪なわけではないのですが、理知的な会話以外には興味がないので、横柄だと他人に誤解されてしまう場合があります。

 

○ セルフィーの画像より文章が気になる

 自分で撮った写真などの画像データより内容がきちんと整理された書き言葉を見て快感を覚えるようです。

 

○ 会話のない時間に魅力を感じる

 意中の人といたとしても、沈黙を会話で埋めたいなんて思わない。考え事をしたり、白昼夢に浸ったり、その瞬間を思いきり楽しむのではなく、リラックスして過ごしたいと考えている。

 

○ 盛り上がるよりもその理由に興味を持つ

 人混みが嫌いで、クラブイベントには行かないタイプ。ただし、人々が何に夢中になっているのか、その真相が気になって仕方ない。

 

○ 人気よりも重要なのは個性

 40組の有名アーティストが出演するスタジアムのロックショーよりも、100人に衝撃を与える無名バンドのライブが好き!

 

○ バーより書店

 よく使われるたとえですが、普段フラっと立ち寄る場所、無意識かつ頻繁に訪れる場所が性格に現れます。


 

サピオセクシャルとの付き合い方

 

 さて、「サピオセクシャル」の心を動かすのは「知識・知恵」ですが、このような人とうまく付き合うためにはどうすれば良いでしょうか。

 

 デートスポットは美術館、図書館、本屋、マニアックな「トレード・ショー」や珍しいレストランをオススメします。そして、相手が話し手となるように話の矛先を向けましょう。そして何より大事なのは相手の言葉を「興味津々」聞くことです。

 

 

 ThinkWiseプランナーは「知識の整理」、「思考の拡張」、「企画の実行管理」面から「サピオセクシャル」を応援しています。