坂本龍馬最後の刀「銘吉行」/短めの四振り
【銘吉行】
慶応三年に兄権平が土佐に来た西郷吉之助に託して弟に贈ったとされる陸奥守吉行作の刀、二尺二寸(新刀)。龍馬の愛刀とされ近江屋で暗殺されたとき敵刃を鞘ごと受けた。新刀とはいえ当時すでに200年近い刀で坂本家の家宝とするに足る。没後甥の坂本直寛(高松海南男)氏に伝わったが釧路の大火で焼け、京都国立博物館に焼残の刀身が残る。陸奥宗光と交わした最後の書簡に「長脇ざし」と表現しているのはこれ。龍馬の所持刀の中では短めなので「長脇ざし」なのだろう。
坂本龍馬の武器と言えば、S&Wの32口径が有名だが、今「龍馬伝」で放送されているとおり、北辰一刀流免許皆伝の剣術の腕前(だったらしい)、暗殺された時に持っていたとされる刀「坂本龍馬佩用 銘吉行」特徴としては、反りがなく刃文が真っすぐになっている。また、少し短いのは、寺田屋事件での左手第1指、第2指の傷をかばうため負担のかからないように贈られたのだと推測する。この刀を受け取って間もなく近江屋で暗殺される。
京都国立博物館蔵に存在するが、写真がないため↓下記に
維新の志士~時代を変えた男たち~ 坂本龍馬(海援隊) NEU-029K
遺された手紙などから、この「銘吉行」の存在が、坂本龍馬暗殺に深く関わっていると思うのだが・・・
龍馬が送った暗号文として「脇差し」「長脇差し」が出て来る
慶応三年に兄権平が土佐に来た西郷吉之助に託して弟に贈ったとされる陸奥守吉行作の刀、二尺二寸(新刀)。龍馬の愛刀とされ近江屋で暗殺されたとき敵刃を鞘ごと受けた。新刀とはいえ当時すでに200年近い刀で坂本家の家宝とするに足る。没後甥の坂本直寛(高松海南男)氏に伝わったが釧路の大火で焼け、京都国立博物館に焼残の刀身が残る。陸奥宗光と交わした最後の書簡に「長脇ざし」と表現しているのはこれ。龍馬の所持刀の中では短めなので「長脇ざし」なのだろう。
坂本龍馬の武器と言えば、S&Wの32口径が有名だが、今「龍馬伝」で放送されているとおり、北辰一刀流免許皆伝の剣術の腕前(だったらしい)、暗殺された時に持っていたとされる刀「坂本龍馬佩用 銘吉行」特徴としては、反りがなく刃文が真っすぐになっている。また、少し短いのは、寺田屋事件での左手第1指、第2指の傷をかばうため負担のかからないように贈られたのだと推測する。この刀を受け取って間もなく近江屋で暗殺される。
京都国立博物館蔵に存在するが、写真がないため↓下記に
維新の志士~時代を変えた男たち~ 坂本龍馬(海援隊) NEU-029K
遺された手紙などから、この「銘吉行」の存在が、坂本龍馬暗殺に深く関わっていると思うのだが・・・
龍馬が送った暗号文として「脇差し」「長脇差し」が出て来る