今年度中に整備方針を策定/鞆まちづくり | 全国一斉 鞆の浦検定(鞆ペディア)

今年度中に整備方針を策定/鞆まちづくり

 福山市は30日、県と共に鞆(とも)港の埋め立て・架橋計画を進めている同市鞆町のまちづくりの整備方針を策定するため、関係部局による調整会議の初会合を開いた。夏ごろまでに方針案を取りまとめたうえ、住民らの意見を反映させて今年度中の策定をめざす。
 調整会議は岡崎〓(つとむ)副市長を委員長に市の局長ら委員14人で構成。会議の事務を補佐するため部長ら14人の幹事会を設け、事務局は都市計画課鞆まちづくり推進担当に置く。
 この日は調整会議と幹事会のメンバーが出席。鞆地区の抱える課題として、人口減少や少子高齢化▽空き家の増加や家屋の老朽化▽祭りや神事など伝統文化の継承への影響を挙げ、今後はより詳しく現状と課題の把握に努める方針を申し合わせた。96年に作った鞆地区まちづくりマスタープランを基に、土地利用や交通・道路網形成、歴史的文化遺産の保全・活用など六つのテーマごとに作業部会を設けて素案をつくり、幹事会でまとめて調整会議で検討する。会議は月1回程度開く予定。
 終了後、幹事会の幹事長を務める松枝正己・都市部長がこの日の会合について説明し、埋め立て・架橋計画に反対する住民への対応について「意見を聞いたり、話し合う場に参加したりすることもあり得る。団体との個別対応も含めて柔軟に対応したい」と述べた。

<記事全文/朝日新聞


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しっかり話し合って、遺恨がのこらないようにしましょう!グッド!