ミミズ利用のごみ処理 | 全国一斉 鞆の浦検定(鞆ペディア)

ミミズ利用のごみ処理

 生ごみ減量化を進める江田島市は、ミミズを利用してごみ処理する家庭に、購入費の一部を補助する制度を新設した。呉市に処理を依頼している現状が背景にあり、市によるとミミズ処理への自治体の補助は全国的にも珍しい。

 容器でシマミミズを飼って生ごみを食べさせ、ふんなどを堆肥(たいひ)化する。市販の標準的な家庭用セットは、縦横80センチ、高さ50センチほどの容器で約1500匹を飼う。3万円前後という。

 補助は購入費の半額で上限は1万5000円。自作した容器も対象だが設置費は除く。40―50件程度の利用を見込み、他のごみ処理補助と合わせ本年度分80万円を予算化。利用が多ければ枠の拡大も検討する。

<記事全文/中国新聞