瀬戸内海の未来像探る | 全国一斉 鞆の浦検定(鞆ペディア)

瀬戸内海の未来像探る

 地中海と瀬戸内、2つの内海を比較して地域の将来像を考える国際シンポジウム「瀬戸内海『未来から見た風景』」(福武教育文化振興財団、山陽放送、山陽新聞社主催)が14日、岡山市柳町、山陽新聞社さん太ホールで開かれた。会場いっぱいの300人を前に、日本とイタリアの研究者らが活性化のヒントを探った。

 現代美術を投入した島おこしが注目される瀬戸内海は、2010年に「瀬戸内国際芸術祭」を予定。一方、地中海に面した南イタリア・アマルフィは豊かな自然と中世海洋都市の歴史を生かした町づくりが行われている。

 中西進奈良県立万葉文化館長、ジュセッペ・ガルガーノ前アマルフィ歴史文化センター所長、イタリア建築・都市史が専門の陣内秀信法政大教授、直島福武美術館財団の福武總一郎理事長が基調講演。千葉喬三岡山大学長を進行役に4氏が意見交換した。


<記事全文/山陽新聞