次にAIA Historic Walking Tours (nene version)で
ご紹介するのはHonolulu Hale。

正直、私的にあまり興味のある建物ではない。
 
   
Honolulu Hale



「ホノルル・ハレ」 は、ホノルル市庁舎。

ジョセフ・J・ファーン(初代ホノルル市長)の構想により
建築家のCharles W. Dickey and Hart Woodによって建設された。

Charles W. Dickey and Hart Woodは、「ホノルル・ハレ」
意外にもAlexander & Baldwin Building(過去記事)
Stangenwald building(過去記事)等もデザインしている。

オアフ郡監督委員会(現ホノルル市郡政府)は
1900年に創設されたが、その頃は委員会の会議室がなかった。

当時、監督委員会だったファーン氏は、恒久的な市議会室が
必要だという構想を持ち、建設の呼びかけを始める。

ファーン氏は、1907年に初代市長に選ばれ、ホノルル市庁舎の
建設計画を押し進めたが、完成を見ずに、1920年に亡くなった。

次に市長となったジョン・ウィルソン市長は、米国技師協会の
ハワイ支部長でもあり、ファーン前市長の建設計画を受け継いで
工事を進め、当時流行していたスパニッシュ・ミッション様式の
デザインを取り入れた「ホノルル・ハレ」が1928年に完成。

1978年には、ハワイ州庁歴史地区の一環として
国から歴史的建造物に指定された。

「ホノルル・ ハレ」には現在、市長室と市議会室があり
市郡政府の関連事務所ビルは、南キング通りとアラパイ通りにある。

毎年クリスマスシーズンには、「ホノルル・シティ・ライト」が
行われ、「ホノルル ・ハレ」の前はクリスマス一色に飾られる。

毎年巨大なクリスマスツリーが設置され
サンタクロースとサンタクロース夫人の人形が置かれる。

が、しかし、毎年同じものなので、いい加減飽きた…。