前向きの歌

風の強さがちょっと
庭木を揺さぶりすぎて
まともに受けてる
煙が悲しい

スーパーマーケットの日々
几帳面なフリをして
駐車しているけど
希望の方法は
目の前でずっと示されている看板さ

「前向き」の駐車の君が
庭のマリーゴールドを見れる
あれは店がまだ広い空き地のとき
懐かしいと笑えたあの日の風

「もう浴びせないで」と
泣けてくる目に染む排気ガス
霧のようにおぞましくずっとずっと
その意味を噛みしめて
「前向きに」