転職の理由
転職ブームな昨今である。
転職の理由、なるものを考えると
つきつめれば以下の4つになるかと思う。
A:人間関係がうまくいってない。
B:年収UPしたい。または労働時間が長すぎる。またはUターンしたい。などの待遇・環境の改善
C:今の仕事がイヤイヤで仕方が無い。
D:やりたい仕事がある。キャリアアップしたい。
転職理由として正しいのはAとBである。
Aのケース。
これは致し方ない。もう改善できないのだろう。
周りの人間がカスかもしれないだろう。
しかし、たぶん自分のせいのほうが大きいだろう。
次の職場でこそうまくいくように、成長して欲しい。ガンバレ。
Bのケース。
これも正しい。
金を求めるのは正しい。
時間余裕を求めるのは正しい。
カラダの余裕を求めるのは正しい。
住みたい町を求めるのは正しい。
それが満たせないのだから所属している会社がカスなのだろう。
あるいはお前が贅沢なのだろう。でもいい。
しかし注意なのは、あくまでも待遇面の向上だけが理由であるべきである。
「キャリアアップ」して年収UP!
Uターンしたいけどやりがいのある仕事につくぞ!
ではいけない。
今の仕事でOK。でも年収UPしたい。
今の仕事でOK。でも残業多すぎなんだよね。
今の仕事でOK。でも故郷で暮らしたいんだよね。
というのが正しい。
逆を言えば。
年収UPできるなら、職種にはこだわらない。何でもやれます。
残業減らせるなら、職種にはこだわらない。何でもやれます。
故郷で暮らせるなら、職種にはこだわらない。何でもやれます。
でもOK。
しかし、現実にはこの欲求を満たせるケースは狭き門だろう。
Cのケース。
これは転職してはいけない。
なぜなら乗り越えるべき壁だから。
ここで転職しては次も同じ壁が出てくる。どうせ逃げられない。
イヤイヤながらも、覚悟を決めて仕事に取り組んで欲しい。
そうすれば、ある日、イヤイヤでなくなり一回りタフになった自分に気づくだろう。
いつのまにか乗り越えている。それを味わって欲しいからこそ
逃げないで欲しい。
Dのケース。
これはNGである。
やりたいことがあるなら転職ではなく、起業すべきである。
そこまでリスクとれずに、結局はサラリーマンの範囲内にとどまるわけだから、
サラリーマンである限り、「やりたいこと」よりも今の仕事でやり通すことが
正しく・カッコイイサラリーマンなのである。
サラリーマンというものは、
組織の都合や不条理と個人の生活を
どちらもバランスをうまくとる生き方である。
会社にやれといわれているつまらない仕事を我慢してやってみて、
無理やり好きになって、そして得意にしてしまう。
だから結局、今までやってきた仕事が「やりたいこと」になってしまう。
そこまで到達せずに「やりたい仕事」などというのは逃げでありウソつきなのである。
ただし、会社からやれといわれた仕事が、たまたまやりたい仕事とヒットした、
そんな場合はラッキーであるが、それなら転職は不要なのである。
通常、転職面接でDの理由を中心に組み立てるから、
自分は確実にアウトだ。