2日間だけですが、Interop Las Vegas に参加してきました。
キーワードは、「SaaS」 「Green Data Center」 「Virtualization」と言ったところでしょうか。
この3つのキーワードは密接につながっています。
すべては、「アプリケーションの統合」という背景から生まれていると思います。
この統合という意味は、企業やPCやホストコンピュータなどにアプリケーションが分散していた仕組みを
アプリケーションをひとつに纏め上げて、いつでもどこでも同じように使えるようにするということです。
つまり、 色々なところに存在するアプリケーションをデータセンターに集めて、統合的でありながら、
仮想的に運用、管理、ユーザへのサービス提供を行い、ITインフラリソースも効率的に配置できるということ。
PCにはブラウザがあれば良くて、クライアントの運用の手間も大幅に省ける上に、ITの地域格差(都市の支店と郊外の支店など)をなくすことが出来るのです。
その結果キーワードとして出てくるのが、冒頭の3つの言葉だと思っています。
SaaSは中小企業だけというのは少し語弊があると思っていて、
中小企業は確かにSalesForceなどのSaaSアプリを使いITの利便性の向上を図って行くと思いますが
大企業は個別の仕様でアプリは作るが提供方式はSaaS型になるのではというシナリオです。
ということで、Buzzワードを並べるだけじゃ芸がないということで自分の思う背景を綴った次第です。