最近、随分LINEをきっかけとした、いじめなどのニュースが話題になってしまいました。
悲しいことですし、
このブログとしても、教育に携わる者として何か書かなければいけないと思います。
ただ、私自身はLINEどっぷりの世代ではありませんし、
社会人になってからは、メールでさえ頻繁にチェックすることは難しい状況です。
だから、子どもたちと利用の仕方は異なるでしょう。
そんな私が何か言うのは、見当はずれかもしれません。
でも、何かの参考になればと思います。
子どもたちにとって、学校は世界のすべてだと思います。(もちろん、私もそうでした)
だから、その世界の中で上手く生きていくことが重要になります。
その世界で生きていくなら、
1.そもそもLINEなどに参加しない。メールもしない。スマホを持たない。
2.LINEで上手く空気を読みながら参加する。頻繁にチェックする。
のどちらかになると思います。
すでにスマホを持っている人は1は難しいかもしれません。
携帯を持っている生徒も多いでしょう。そうすれば、どうしてもメールはしなければいけません。
でも、まだ子どもに持たせていないご家庭はきちんと考えて持たせないといけません。
自分の子どもが、上手くメールやLINEやアプリと上手く付き合っていけるのか、
確認しなければいけないでしょう。
次に、2の方は、すでにLINEに参加している人でもできることです。
でも、ひょっとしたらしんどくなることもあるかもしれません。。。
LINEはとても便利でいつでも連絡が取れます。
ほとんどの友達は他の子のコメントを見て、直ぐに反応を示します。
だから、あなたがもしそういう友達とLINEをやっているなら、
同じように返さなければいけません。
なぜなら、暗黙的にすぐに返すことがその世界でのルールになっているからです。
メールでさえ、今の子どもたちはお昼の12時頃に送ったメールに対して、
夜の22時頃に返事を出すと「おせーよ!」という反応を示します。
そういうルールになっているということを知った上で、
LINEに参加しなければいけません。
そして、そのLINEの中では出来る限り空気を読んだ反応を示す必要があります。
ただし、脅し、恐喝、万引きの誘いなどをされた時には、
友達に相談したり、先生や親に相談する必要があります。
先生や親はストレートに犯人に対して注意をするので、
強行的な対策を取りたいときには役に立つでしょう。
ただ、メンバーの中で波風を立たせたくない場合は、外堀から埋める、
つまり友達に相談して、共感を集める、という作業の方が良いでしょう。
例えば、万引きをしよう、◯◯を無視しよう、といった悪いお誘いがある友達から来たとします。
あなたは内心、悪い、良くないかも、と思うかもしれません。
そう思ったら、同じメンバーの他の友達にそれとなく「どう思う?」と聞いてみるのです。
その時の話を上手く「それ、やるのは微妙じゃない?」という方向に持っていくことができれば、
自然とそのメンバーの中で「万引きはやめよう」「◯◯を無視するのはやめにしよう」という空気ができあがります。
それがそのメンバーでのルールになります。
また、メンバーの中での特定の誰かのお気に入りになることも大事です。
そうすれば、その人は自分を守ってくれるでしょう。
お気に入りと言っても、単純に気に入られるというだけではありません。
信頼を得る必要があります。
だから、ある特定の人の信頼を得るための、気に入られるための、
何かをする必要があります。
でも、それは自分の無理のない範囲に留めて下さい。
親のお金を盗んだり、徹夜でやったり、人には言えない悪いことまでしてやった人は、
気に入られたい人にとって、便利な人物としか思われません。
気に入られたい人の手として動けなくなれば、すぐに捨ててしまうことができるのです。
でも、その人にとって絶対に必要な人物である、好きな人物である、という絆のようなものを結ぶことができれば、
簡単に捨てることはできなくなります。
そのポジションを手に入れる方法は、相手の思い通りに動くことだけがすべてではありません。
ここまで、
嫌がらせを受けずに上手く学校の友達とやっていく方法を話しましたが、
要は人間と人間との関わりを上手くやってのけることが必要なのです。
それは、社会人でも同じかもしれません。
会社の上司に気に入られなければ不景気を理由にリストラされることもあります。
育休を取りたいと言った途端嫌がらせを言ってくる社員もいます。
大人になったって、嫌がらせをする人はいるのです。
それは、人間だから。
だから、私は先生らしくないですが、「いじめ」という言葉より「嫌がらせ」とか「嫌なこと」と考えるべきだし、「いじめを絶対なくそう!」と考えるべきではないと思うのです。
(もちろん、いじめを起こさせないための秩序維持はきちんとしていますし、喧嘩や暴力はきちんと止めます)
なぜなら、保護者同士でもいじめと思えるようなことはしているからです。
また、誰だって悪口は言います。
悪口は友達同士で広まり、いつの間にかいじめのようになっているかもしれません。
会社なら、その悪口がその人物の昇進を阻むかもしれません。
つまり、人間同士のうまい付き合い方をしなければ、身を守ることはできないのです。
ある意味では、それだけ、厳しい社会だと言えます。
きっと、不況で生き残りが厳しいせいもあるでしょう。
でも、こういう社会だけではありません。
もし、あなたが上記のように上手くやりこなせても、気疲れするし、嫌気が刺したとします。
そういう時は、クラス替えや進学、就職、留学、転校、といったタイミングで、
付き合うメンバーを変えてしまうのです。
物理的に距離が遠くなれば、疎遠になります。
それは誰もが仕方ないと思うことですし、誰も酷いことを言ったりはしません。
それをきっかけに、自分が憧れるタイプの人に近づいてもいいでしょう。
独りで過ごすことを楽しんでもいいかもしれません。
そうやって、前とは違う自分を楽しむというのも有りなのです。
もう一度言いますが、人間同士の付き合い方を上手くやらなければいけません。
それが嫌がらせから守りやすくなります。
先生の力を頼ってもいいでしょう。でも、残念ながら力になってくれる先生だけではありません。
いずれは、先生のいじめ対策方法を話すことができればと思いますが、
今日はここまでにしておきたいと思います。