現在と未来そしてふたつの陣営とエビネギオーライの話 | 考えてる途中。

考えてる途中。

おもにエビ中の好きな曲のこととかを考えてる途中。
ふしぎと意味のない文章ばかり書きあがります。

ええと。
 

金曜日は渋谷まで出まして、帰ってきたエビ×ネギ運営会議 ~いま君に伝えたいアイドル運営の話~に参加してきました。
渋谷のLOFT9というトークライブハウスにて、軽くお酒などを入れながらエビ中運営とnegicco運営の皆様のお話を聞くものです。エビ中さんとこでは職員会議って呼ばれる奴ですね。運よくチケットが当たりまして、このテの奴には初めての参加となりました。
 

というわけで簡単に内容のメモライズなど遺しておきます。が、先に言い訳をしておきます。


 ・運営側から「ノーツイートで!」と釘を刺された話題がいくつかある
 ・ハロプロさんの話題が多くてぼくよくわかんない
 ・夜勤明けだったので眠かったよう

上記の深い深い理由によりまして、だいぶ内容は端折ったものになります。あと、それぞれの話題をまとめるのは無理でしたので、ほぼ発言の平打ちになります。かなり乱雑ですので先に謝っておきますごめーん。無駄に長いですごめーん。

あとここ大事。僕の解釈とかもところどころ入ってしまっていると思います。無意識にそうなっちゃっている筈。「こういう風に聞こえた奴がいる」というものだとして扱ってくださいね。絶対だぞ。僕フィルタが入ってますので、真に受けすぎないようにお願いします。

 

 



去年のエビネギ公演のときのブログも貼っておきますね。



■開場前

 

・開場時刻少し前に現地着。普段のエビ中現場での、なんとなく知っている顔とそうでない顔の割合が普段とぜんぜん違う。

・んでも年齢層はだいぶ高め。落ち着いた客層。

・エビ側ネギ側ひっくるめて番号若い順から入場。平日であるので社会人がまだ出てこれないのか、呼び出しの番号はだいぶ抜けがある状態。

・ちなみに自分の番号はラストから3番目でした。遅いと文句言うよりも、これはよくぞ当たってくれたというべき。そんなギリギリのところで生きているぼくを見て作られた歌がエアロスミスのLivin' on the edgeです。うそです。

・後ろの方のテーブルに陣取る。見通しはまずまず。

・軽くダークで雰囲気のよい店内。さすが渋谷。渋谷め。オシャンティーめ。アンケートを書いて気を紛らわしたり、お隣のnegiccoファンの方におすすめ曲をお聞きしたり。

・七時半とともに客電が落ち、簡単な店のルール説明的なやつが入り、いよいよ運営の皆様ご入場。

 

 

■トークライブ開始



・前回は校長が酔っ払って映画の話しかしなかったそう。今日は酔ってませんと言う校長だが、酔っ払いによるこの言葉ほど信頼できないものはない。

・テーブルには吉田豪-校長-かりそめ-コニーさん-ゆっきーさん-嶺脇社長。分かり易く書くと金髪めがねめがねめがねめがねめがねという鉄壁のフォーメーション。

・2年ぶりの運営会議で顔を合わせる両陣営。前回の会議以降、運営同士は特に仲良くなっていないとのこと。

・さっそくステージに運ばれてくるアルコール。乾杯の音頭はゆっきーさん。エビネギかんぱーい。

 

・まずはステージ皆さんで雑談。

 

 

■今年はアイドルの解散が多かった

 

校長
・今年はスタダでも解散があった。ほかの事務所でもあれだけ強い曲を持っているのに!というグループが解散した。

嶺脇社長
・他人事ではない。運営サイドとしてなかなか先が見えない。コメントが難しい話だ。

吉田豪
・バニラビーンズの解散に関連して聞いた話だが、頑張れという言葉はアイドル本人にではなく運営サイドにこそ言って欲しいとのことだ。

校長
・アイドルというものはきっとゴールではない。芸能界でメシを食ってゆくつもりでないのであれば、アイドルだけやってどこかで終わらせればよい。芸能界で生き続けてゆくのであれば、その先がある。職業アイドルという考え方でいくことは出来ないだろうか。うまく伝えられないが。

嶺脇社長
・アイドルネッサンスの石野はウルトラCをくりだした。ロックバンドのボーカルという道。※アイドルネッサンス解散後に赤い公園というバンドのボーカルとしてデビューを果たしました

校長
・あれはアイドルの先にある道として一番良い形なのかもしれない。あれは凄すぎる。

嶺脇社長/吉田豪
・アイドルのコでは歌は出来るけどトークが出来ないという女の子が多い。トークが一番ツブしが利くのに、なんで歌と踊りばかりになるんだろうね。

…アイドル業界と彼女らの先のなさで、しょっぱなから暗い話題に流れ込む一同。

吉田豪/校長/嶺脇社長
・そういった中でnegiccoさんはすごい。事実上日本最古参のグループだ。それでいて昨日の配信。なんであのキャリアなのにあれだけ緊張するものなのか。全員知り合いなのに。

嶺脇社長
・期間があくと毎回リセットされるから。

吉田豪
・だったら期間開けずにこまめにイベントやるべきですね。



■質問1
こんごコラボしたい相手はいますか?

校長
・negiccoさんの前で次の話なんてできないよ。いまカノの前で次カノの話をするようなもんじゃんか。※ここから少し下世話な話に。カットします。

ゆっきーさん
・negiccoはある程度やりつくした感じあるので、いま名前を挙げたい人は特にないかな。

校長
・エビ中はツーマンライブとかも少ないな。今まで女子流さんと、誰とやったっけ。(客席からしゃちや氣志團の名前が挙がる)

ゆっきーさん
・negiccoはMAXさんとかとやりました。サトウ食品さんの関係の繋がりから。メンバーにとってはデビュー時の思い出や思い入れがあったグループなので、コラボには一定の意味があった。エビ中もメンバーが好きなアーティストさんとかと一緒にできれば良いのではないでしょうか。

校長
・6人メンバーがいるから、だれかとコラボしても一人しか思い入れがないということになるからなあ。

吉田豪
・ASKAが叩かれているときにASKAのジャンパーを着てメディアに出ていたら、本人に気に入ってもらえてインタビューの仕事が入ったことありますよ。


■質問2
SNSの使い方について気を付けていることはありますか?


校長
・ウチはメンバーのSNSはすべて検閲している。ツイッターは事務所的に基本禁止。社員でも許可もらっているのは川上藤井のふたりのみ。タレントのツイッターはダメだけれど、インスタはOKってなっている。これも上の人たちの理解が薄くて、苦労した。

校長
・おれ自身はしくじる気がしないと思っている。ていうか俺のツイッターは俺個人のアカウントだから。でもAVの人がツイートした麿赤児の合宿の動画をリツイートしたら、校長のくせになんてものをと叩かれた。

コニーさん
・negiccoの運営では自分しかやっていない。あとはオフィシャルのみ。メンバーのツイートは検閲していません。夜中のツイートでファンの人にキレちゃったり失敗したものなどはある。なるべく自分はカチンとくることがあっても、キレないようにしている。



■質問3
前にコニーさんがエビ中の楽曲「あるあるフラダンスが欲しい」と言っていましたが、いま相手にやってほしい自分のグループの曲はありますか?


校長
・トリプルワンダーランドが欲しすぎたので、桜エビ~ずに近いテイストの曲を…

かりそめ
・くださいって言えばいいのに。

吉田豪
・お互いがカバーするシングルとか出してみて、互いに持ち歌にしちゃうなんてどうですかね。(会場拍手)

嶺脇社長
・レーベル間の諸々が難しそうだけれど、スチャダラパーと小沢健二でさえやっているので、出来るのではないだろうか。

校長
・でも法務が強いレコード会社とか大変なんですよ。

かりそめ
・negiccoさんには「熟女になっても」を歌って欲しい。(会場拍手)

かりそめ
・熟女ってのはセンシティブな題材だけど、あの歌はポジティブにとらえて歌っているものなので。

校長
・熟女の定義を調べたら、女性として成熟しているという意味だった。25とかでも十分熟女なんですよ。

嶺脇社長
・negiccoは全員熟女なのか。いや、全員子供だな。

ゆっきーさん
・エビ中に歌って欲しいのは「友達がいない」かな。(会場拍手)

コニーさん
・自分の作った曲では「楽園の余韻」を歌ってほしい。エビ中は力強い曲が多いので、優しく歌う曲が聴いてみたい。



■質問4
セクハラやパワハラが叫ばれやすい時代になりました。メンバーに言わないようにしていることなどはありますか?


校長
・しっかり注意すべくことを注意するようにしている。そこで言葉を選ぶようなことはしない。その発言がもとでセクハラやパワハラと言われるのであれば、それはもう担当を代わってもらうしかない。

ゆっきーさん
・自分はあまり気にしていなかったが、後々で本人たちに聞くとけっこうキツいことを言ってしまっているぽい。

コニーさん
・前向きなことを言うようにしている。negiccoはすぐにへこむので、だいたい僕は「今日はめっちゃ良かった」とか言ってる。常にフォローを入れる側の人だね。

嶺脇社長
・コニーさんが褒めてくれる人なので、自分は逆に厳しいことを言えるし言っている。自分が言ったあとにコニーさんにフォローしてもらえている。

校長
・ライブが終わってフィードバックなどをするとき、良かった時はだいたい「いい」と言う。ダメだった時はダメ出しをする。ただ歌に関しては先生に任せている。ライブ自体は気持ちによるものが大きいから。失敗したところとかは、次回はどうしたいかなど本人に聞いたりする。真面目な部活のような感じでやっているかな。


■質問5
どこらへんの運転が一番キツいですか?


ゆっきーさん
・群馬のあたりの道がくねくねしている所です。熊さんが運転しているときはだいぶ辛い。メンバーが命を落とすかと思ったこともありました。



■質問6
コニーさんからエビ中への楽曲提供の予定はないんですか?


コニーさん
・予定もなにもー。(含みのある言い方)

かりそめ
・やりましょうよ。ハードコアラップをやりましょう。西海岸チックなやるやりましょう。あとで相談しましょうよ。あ、こういう発言を僕だけの責任にしないでくださいね。(校長を見ながら)


■質問7
次のエビネギコラボ曲はコニーさん作曲になるのですか?


かりそめ
・やるなら購入してもらえる形にしたいと、ソニーが言っている。だからコニーさんになるのかどうかは今はわからない。どういう見せ方をすればみんなが喜ぶのかというのを、今回のコラボライブの企画者が考えているところだ。資金の分担の話などにもつながりますし。

校長ここでケータイをいじっている。社内の人事のメールが来ていた模様。指摘され軽い逆ギレ。

ここで今回の企画発案者のしばむらさん登場。
ご挨拶トーク。相棒である北野武の息子の話など。面白かったけれどいろいろ問題あるので割愛。

しばむらさん
・エビネギの曲はいろいろな棲み分けがあるので迷っているところだ。ただ楽曲については北野さんが考えている。自分はステージプランについてを考えています。

しばむらさん
・高速ラップ対決とか入る曲とか、コニーさんにエビ中っぽい曲を作ってみてほしいとかも考えています。

校長
・エビ中っぽい曲ってなんだろう。

コニーさん
・エビネギオーライは自分の中でハロプロ風味な曲という位置づけ。人生って素晴らしいと歌ってほしかった楽曲。でも楽曲的に少しnegiccoよりになったので、作るのであればもうちょっとエビ中よりで考えてみたい。

吉田豪
・これはつまり、予算の都合上コニーさんになる可能性が大きいということでよいのでしょうか?

しばむらさん
・色々考えています。発表とかもツイッターでさらっとやるのではなくて、タイミングなどをしっかり考えていきたいです。公演のチケットはまだあるので、未購入の方はぜひよろしくお願いします。満足してもらえるものにできる予感や自信はあるので、ぜひ。
(しばむらさん退場)

嶺脇社長
・そういえば田島貴男は前回のエビネギライブで、エビ中のBPMの速さにびっくりしていましたね。田島さんnegiccoしか知らないから。


■質問8
エビネギライブが完売していない理由で考えられることってありますか?


校長
・まずは双方のファンに、推しグループしか見たくないという層がいること。だけれど新潟はまずまずの売れ行き。余りも10%ほどじゃないだろうか。あと、平日のzeppはハードルの高さがある。もちろんアピール不足もあるだろう。しばむらさんはステージに自信があると言っていたので、ここはみんなにツイートなどで広めてほしい。

コニーさん
・仰る通りです。生バンドでやるのが楽しみです。

しばむらさん(再登場)
・バンドメンバーは、来週のnegiccoサンプラザ公演でやる人たちと同じメンバーになります。



■質問9
小会場の完売と大会場の8-9割の入りとで、どちらの方が大きいのでしょうか?


校長
・大会場の方が利益は大きくなりますね。

ゆっきーさん
・negiccoは大会場だと贅沢にしてしまうので、逆にあまり稼げないんですよ。先日の朱鷺メッセなどではレーザー飛びまくりでお金かかりまくり。ストリングス8人とか使いましたし、そのステージセット作りでもまたお金がかかる。予算の概念がないのか、バカなのかとか言われる。
でかい所で金かけて、小さい所で稼いでいくスタイルでやっています。

嶺脇社長
・某勢力は大きな会場でもセットを作らなかったり、振り付けなどもメンバーでやっている。観に行くとまず「これ偉い儲かってるだろうな」と考えてしまう。

校長
・ハロプロさんなどもメイクさんとかライブに同行させない上に、1会場で二回まわしなどを行っている。コストを考えると効率的。下のグループでも参考にしている。
メイクさんって朝から拘束されるわりにライブでちょこちょこお直しをしても、自分の名前が作品に残るわけではないので、大変なんですよね。

校長
・例えばエビ中とももクロは規模が一緒ではない。なのでどうしても制作会社は別のところになってしまう。その点、ハロプロは制作会社がどのグループも一緒なので、舞台の土台部分の使いまわしなどもうまくできる。そのシステムが凄い。
高額なうえに二回まわしで人件費も削減。なぜスターダストはそうできなかったんだろう。…理由はマネージャー権限がそれぞれ大きくなっているためで、チーム同士で違いが出しやすくなっている反面、縦の繋がりがなくなってしまっていることが原因だ。

嶺脇社長
・意外とスタダグループが集まっても盛り上がらないんですよね。なんでなんですかね?

校長
・どうしてこうなっちゃったんでしょうかね。それを何とかするために作られたのがスターダストプラネットなんですけどね。

かりそめ
・こういった組織全体の話をしているのが、スタプラでは校長だけなんですよね。

校長
・だけどすべてが縦割りになってしまうと、各グループで違いが出てこなくなってしまう。マネージャーの個性なども出てこないし。

嶺脇社長
・ハロプロは人事異動などが激しい会社だから、そういった部分が小さいですよね。

校長
・異動が少ないと個性は出るが、チームで権力を持ってしまうため悪い面も出てくる。でも芸能の御大といえる人々も高齢化してきた。これからどうなるかわからないので、若返りを図らねばならないと思っている。


■質問10
吉田豪がひなたより先にスワローズの始球式をやったことについてどうお考えですか


吉田豪
・ラストアイドル関係で秋元さんに存在を気に入られたような節がある。僕を担ぎ出すことでラストアイドルの売り出しにも関係してきますしね。きょうはその関係で吉田豪カレンダーの撮影を9時間もやっていたんですよ。吉田豪スター化計画っていうのがあるらしい。


(ここで休憩時間はさむ)



■質問11
質問内容よく聴こえず。結婚などの話題に流れる。


嶺脇社長
・メンバーには結婚とかしてほしいと方々に言いまくっている。それでもnegiccoを続けて欲しいとも言い続けている。最初は本人たちに「何言ってるの」という顔をされていた。でも最近ナオちゃんなどは満更でもないような顔になってきたように思う。ここにいるファンの人たちはどう思いますか?(会場から「許す」の声)
でも結婚とか出産とか、ガチ恋の人たちのことを考えると難しいよね。高倉健のような立場をとれるものなんでしょうかね。

校長
・negiccoファンでも全員が高倉健になれるっていうことはないんじゃないでしょうかね。スターダストでは高城れにならできるかもしれないと言われる感じもあるけれど、negiccoにできなければ、アイドルに結婚関連は難しいのではないか。

嶺脇社長
・Naoちゃんより先に下の二人が結婚しちゃったら色々関係がこじれて解散になっちゃったりして。でもライブで結婚報告して、披露宴公演で5万円とかとっちゃって、ご祝儀もまた別に頂いちゃうなんてことも出来ちゃったりして。アイドル界でそういうのって今までないから、Naoちゃんにやってほしい。前人未踏だよね。みんなで泣きながらおめでとうっていう感じの。飯田圭織のツアーバスみたいな感じの。でも事務所的には死活問題ですよね。

吉田豪
・アイドルではなくてガールズポップグループが流行った時期があって。メンバーが結婚してもアイドルとは違うから大丈夫かと思っていたところ、やっぱり結婚の発表したら売り上げがだいぶ落ちたのね。ガチ恋ってどこにでもいるんだよね。

僕自身もウィキペディアの自分の項で既婚って書かれている所はいつも自分で消してるよ。仕事に影響あるから。(会場苦笑)

※追記:こちらのエピソードは掟ポルシェさんのものだったそうです。吉田豪さん直々にご訂正を頂いてしまいました。大変失礼を致しました。

嶺脇社長?
・何歳からならアイドルの恋愛ってOKになるのだろう。

吉田豪
・僕としては18からならOKじゃないかと思っているけれど、一般的には25くらいから許される側になるんじゃないのかな。そうだ。今までに相談とかを受けた話で、シングルマザーとして子供がいるとカミングアウトした人がいて、その場合は応援してくれる人が結構ついたらしい。苦労しているから支えられるというファンの側の矜持であるとか、支えるという名目でお近づきになれるというワンチャン狙いが出来るから。

嶺脇社長
・勝手なことを考えているが、オタクは応援する側の男としてのランクを上げてほしいですねえ。でないと結婚とかできなくなってしまう。

校長
・結婚とかあった場合、negiccoさんとこは事務所としてビジネスとしてどう思っていますか?

ゆっきーさん
・それも視野に入れつつやっていくしかないですねえ。

校長
・エビ中が何かあってなくなってしまったら、僕も会社内で抹殺される立場ですからね。だから妹分を作ったりしていますよ。次の玉がなければ関わる側もどうでもよい存在になってしまう。

ゆっきーさん
・こちらもオーディションで次の玉を作ろうとも考えているんですよ。でもnegiccoメンバーが焼き餅やきそうで。現状はnegiccoに専念するしかなさそうだな。

嶺脇社長
・熊さんにも次のグループを考えた方が良いのではないかと進言しているんですけどねえ。



■質問12
エビ中に新メンバーを増やしてほしいです


校長
・意見として受け止めておきます。それ以上は言いません。誰かにとっての良いことというのは、プラスであるしマイナスにもなる。ここは誰に言われようと俺が決める。ただ、今年は新メンバーの目星などはついていなかった。

誰か
・柏木さんが猛反対したって話ですが。

校長
・実際は時系列的に猛反対したという訳ではない。

吉田豪
・僕が当時の状況インタビューで記事にできなかった部分ですよね。

校長
・インタビューで記事になってしまったら、商品化できないと思いましたから。


■質問13
メンバーのお給料はいくらくらいなんですか?


校長
・自活できるくらいのものは出ています。金額は出ていません。月によって違ったりします。

ゆっきーさん
・タワレコのバイト代よりはもらっています。

嶺脇社長
・KAEDEがどこかで言っていたのだが、ネギプロは楽しいブラック企業だとのこと。拘束時間とかいろいろ忙しいけど、やっていてよかったと。

校長
・芸能の仕事は拘束時間をペイできるまでには、だいぶ大御所にならないといけない。下積みのうちはどうしてもブラックになってしまう。だけどそこに法律的なメスが入ってしまうと、本人が見かけ上まもられるようになっても、芸自体が成り立たなくなる。芸能自体の流れがヤバくなってしまう側面が大きい。なりたい自分の未来を描くのであれば、しっかりした覚悟が必要になる。チャレンジしたいのにリスクをとることが出来ない世界になってしまうと、芸能が成り立たなくなってしまう。こう言ってしまうとやっぱりブラックになってしまうんだけどね。



■質問14
DA PUMPのヒットについてどう思いますか?


校長
・ダサさが追及されている。でかどんでんもある部分ダサさを狙ったけど結果に繋がらなかった。ちくしょう。USAは面白すぎた。

嶺脇社長
・ハロプロっぽいダサさがありましたからね。ジャケットとか。ハロプロの日である8月6日に発売になりましたし、まずハロオタが悪乗りしましたから。ハロオタとの相乗効果が大きかったですよね。あと、狙ってやってるダサさって、結局ダメなんですよね。

校長
・すべて納得いきました。

嶺脇社長
・流行とかかっこよさとかって色々あって。荻野目ちゃんとかのヒットもそう。流行の一歩先を行くのではなく、敢えて二歩あとを行くようにする。すると歩調があってなんだかダサいはずなのにカッコよく聴こえたりする。つんくさんがドヤ顔で出してきたかっこいい風味のダサいやつがやっぱり好きになれちゃうような感覚。それが今回のDA PUMPだとみています。


■質問15
嶺脇社長はスタダグループをどう思っていますか?


嶺脇社長
・なんでハロプロ化させないのかなと思う。それが不思議。

校長
・縦割りで一貫した形をとるハロプロ型のフェスなどをやるのは、いまスタダに10チームいるので難しい。全チームがまとまった時間をとってステージに出ると、何時間も必要になってしまう。そして運営側も、みんな自分のチームのことについてしか考えていないような節がある。それは勿論正しいことではあると思うが、そこは変わっていかなければいけないことだと思っている。

嶺脇社長
・クラウンポップさんとかは、ハロプロみたいなお披露目の場があれば、もっともっとたくさんの人にみつかってくれるはず。受け皿が回るようなればよいのに。



■質問16
お勧めの映画はありますかー


校長
・カメ止め観た人ってどれくらいいます?(けっこういる)それじゃ、つまらなかった人っています?(数人手をあげる)どこがつまらなかったの?かりそめ氏もつまらなかった人?

かりそめ
・最初の30分でカメラ酔いしちゃって。あと映画っていいなっていう流れもよかったんだけど、同族嫌悪感なのか、それがつまらなかった系の感想になっちゃったな。

校長
・結局、評価が世間に出てから見た人とかって、斜に構えて否定的になっているだけなんじゃないのかな。


■質問17
EVERYTHINGPOINT5でnegiccoさんが画面に出ていましたが、あれって事務所的に難しい話だったのではないでしょうか?あれが出来るのならほかのアイドルちゃんとかも出せませんか?


かりそめ
・あれはドキュメンタリーであって歌ったりしていないもの。なので権利的にはそれほど難しいものではなかった。でも事務所によっては権利的に難しい相手もいたりします。見せ方や考え方で、いろいろが変わってくるものなんです。


■質問18
メンバーに禁止していることや推奨していることってありますか?


校長
・犯罪行為は禁止。

嶺脇社長
・我々も犯罪行為は禁止。

校長
・空いている時間では、いろいろなものをインプットできるようにしなさいと話している。最近はボヘミアンラプソディーを勧めた。カメラを止めるなは誰も観てくれなかった。

ゆっきーさん
・negiccoには最近強要しているものはないかな。

校長
・そういったインプットなどは、やる奴は自分からどんどんやるし、本人次第だな。それに気づいてからあんまりこちらからは言わなくなった。廣田などは大きな自分の世界を持っている存在だったので、あまりこちらのこういった話は聞かなかったかな。



■質問20
サブスクの解禁について、音楽シーンをどう捉えていますか?


かりそめ
・BTSが炎上していたが、炎上するくらいまで売れたという事実がすごい。ソーシャルネットワークを駆使してオタがCDもサブスクも積んでいる状態になっている。それが応援の形として凄いことだ。アメリカにいるアジアコミューンをしっかり抑えることが出来たから獲れた一位だと思っている。応援の仕方というのが、時代とともに変化してきている。そこにオタがしっかり反応できたこと、運営とオタがその関係を築くことができたことが凄い。それを日本で真似する方法はわからない。ただ、好きなことを追求するという本質は変わらないのかなと思う。「やらされているモノ」からコンテンツが終わっていったように思える。

嶺脇社長
・オリコンでいろいろ精査する仕組みが入ったことによって、タワレコなどは売り上げが落ちている。ミュージックカードなどもカウントされなくなりましたから。ルールが変わったときに、マネジメントサイドの力の入れる場所や力の入れ方が変わる。例えば今年の紅白のメンツを見ていても、セールスはそれほど重要になっていないことがわかる。セールスはそこまででなくても、再生回数で週2万行く人たちが出られる感じかな。
w-inds.はSpotifyにターゲットを絞って、トップ50に入るために、みんなで再生してくれと音頭をとった。そのキックバックとしてインスタライブでステージ裏の様子を公開した。これで一位まで上り詰めた。win-winの関係を築くことが出来た。

top50までに一度入ると、そのあとは簡単に消えることはないんですよね。ほかにもあいみょんはエビ中より売り上げ自体は少ない。でも方々のサブスクでそういったチャネルをうまく利用しながらユーザーの動きに合わせていっているのが良いのかなと感じている。

15000再生で50位に入れる。一度入るとなかなか落ちないんだ。

かりそめ
・もっとたくさんの方に聴いてもらわないと、僕らは生活ができない。だけど形は変わったといえ、好きなものを作るのは同じなんだ。

嶺脇社長
・あと、新人やインディーズはストリーミングの世界では生きていけない。そういうレベルのコは店舗を味方につけることが必要。店舗に並ぶということは、メディアの表舞台に立つということでもある。ストリーミングは世界中に届けられるという利点はあるが、そこに行くまでがシビア。旧来型のやり方と、w-inds.のようなやり方を使い分けていければ良い筈。色々な人の協力を得ることが大事なんだ。それを「切り捨てる」という形で配信のみにしたりすると、結局のところ消えていく。タワレコとか巻き込んだ方が大きくなるのにな、、、そう思えるアイドルもいました。



■質問21
エビネギライブで守ってほしいルールはありますか?


校長
・お互いの場で、お互いのファンで、ルールは違っているはず。両者統一のルールを出すのはどうかと思う。エビ中のファンは若い人も多く湧きやすい。そのイメージのためかnegiccoのファンの皆さんがzeppの二階席をこぞって買っている状態。事務所としてはルールに関して重く受け止めている。それぞれの楽しみ方があるし、尊重されるべき。また、秩序を保とうと良かれと思って暴走するお客さんがいる。これもまた考え物。本当にダメだというルールは運営が決める。正直な所、常識の範囲内でやってほしいだけ。ある程度はお互いの信頼関係でいきたい。

校長
・例えば曲中に関係ない言葉を叫ぶってのは良いのでしょうか。それは応援なんでしょうか。エビ中のオタには自問自答してみてほしい。身内だけで盛り上がるためにやっていること、仲間うちで考えただけのコール。それが応援のための行為なのかどうか、高まった自分のためだけに言ってるものでないか、高まっていたら何を言ってもいいのか。俺はそれを考えるのに疲れてしまった。あとからツイッターなどで極論に修正されたり、悪口になってそれが正として言われてしまうのが辛い。

嶺脇社長
・negiccoでは最前管理問題じゃなくって、最後管理問題がある。古参の人たちほど後ろに行きたがる。ゆずりすぎちゃう。単純に体力がなくって疲れるから後ろにいるのかもしれないけどね。

コニーさん
・古町のオープンスペースなどでステージがあったころ、客として自分はミックスをいれまくっていた。盛り上げていたように思っていたけど、通りがかって見てくれていた人たちは、実はステージのnegiccoではなくて、変なミックスを入れる僕らの方を見ている状態だった。ステージのnegiccoは誰も観ていなかった。このときのメンバーの気持ちとかを考えてからは、ミックスとか入れるのをやめました。

嶺脇社長
・negiccoの現場では新規の人が無理なミックスを入れると、古参がやんわりと潰しに行くようになっているので。ミックスが発動しそうになると古参がやんわり周りを囲んで、オイオイ叫んで止めている。わりと穏やかな自治になっている。本来はステージの上はアーティストの世界。フロアはお客さんたちの世界。そこで解決されるのが望ましいんだけど。でも何かあったときにフロアの人たちが運営に苦情を言ってくる割合。これはロックとかに比べて圧倒的にアイドルのお客さんが多いね。

校長
・本当はルールを決める必要はないと思っている。よっぽどのことがなければ止めないと思う。ただ、何か決断しなければならないときなどは、大人数の側の方をとることなどになると思う。
 

(本編おしまい)

■締めの言葉

校長
・来年1月のエビネギライブ、よろしくお願いします。
楽しくできることはお約束します。頑張ります。
(イベントおわり)

出演者の残していったグラス

 

だいぶ簡略に書きなぐらせていただきました。

ええと。最後にもう一回書いておきますね。
ここまでの文章は、僕の解釈とかもところどころ入ってしまっていると思います。無意識にそうなっちゃっている筈。「こういう風に聞こえた奴がいる」というものだとして扱ってくださいな。約束だぞほんとに。

僕の感想としてですが、業界は決して楽観視できない状態にあること、そこでしっかり闘っている皆さんであったこと。悩みながらときには心が折れながら、それでも楽しみながら戦っていること。そういった空気がよくわかった気がしています。校長もかりそめさんも真面目な人です。もちろんnegiccoさん陣営も皆さん大真面目。関わっている人たちがみんな幸せになってしまえばよいのに。
だから年明けのエビネギライブ。きっと良いものになると思います。
 

そうそう。エビ中ファミリーの皆さま。サブスクでエビ中をどんどん再生していきましょう!うるおいのない自宅に帰ったらまずSpotifyでエビ中の再生を!応援消費の形もだいぶかわってきていますよ!

 

 


それではそろそろ寝ますです。

でかどんでんの将来のことを考えつつ。

おやすみなさいグー。ぬ