穴空と歌い分けの順番と後編の話 | 考えてる途中。

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おもにエビ中の好きな曲のこととかを考えてる途中。
ふしぎと意味のない文章ばかり書きあがります。

そんなわけでDMMの会員登録の仕方がわからなかった僕は、
いまだに「ガールズビジネスサテライト」を見ることができずに
今日も頭を抱えているのでした。

いいもん。ブルーレイ出るのを楽しみにするもん。

 

前回の「エキストラショットノンホイップキャラメルプディングマキアート」のブルーレイでは、特典映像の稽古中の様子が見られておトクでした。先生役の加藤さんと打ち解けている感じ。特に真山の「卒業証書授与」のあたりとか、本当によい空気で作品が作られているのだなあと感じたものです。

配信版を観るのはグッとこらえて、ここはブルーレイになるのを待つのが得策なような気がするのです。そう思うしかないのです。そう思い込まなきゃいけない日々だってあるんです。そう。きっとそう。負けない。

 

そんなわけで演劇より先に、穴空の感想の方をまとめてしまいます。
連続シリーズでやっていた、各曲の歌い分けについて。最後の三曲を見ていきましょう。

 


■全力☆ランナー


まっつん神推し全力ランナー。仮契約でおなじみ杉山さんの作品です。
まっつんが一番好きだって言っていたミルクティーの部分は、
ぁぃぁぃとコバカホのパートになっていますが、この曲の歌いだし部分はまっつんなんです。
そして一番出てくるのもまっつんですね。
あんまし全力で走っている松野さんはイメージが沸いてきませんが、
この曲を全力で推している松野さんの姿はものっそイメージ沸きます。
そんなハッピーな曲です。
彼女のように、一見やる気があるのかないのかわからないようなキャラの子が、
スイッチの入ったときに放出させる破壊的な魅力っていうのが、
エビ中の持っている計り知れないパワーだと、僕はつねづね思うのです。
これはやる気に満ちた桃姐さんや、しゃちたこなどには出せない部分。
それが姿勢として正しいことなのかどうかわからんのですが、
僕はそういったモノに当てられてしまった人間なので、
とにかくこの曲を楽しそうに語るまっつんは愛らしい。100点差し上げる。

 


■スーパーヒーロー


穴空はいろいろな曲がアナーキーな感じに詰まっていますが、
それぞれの曲は結局ココにたどりつくような気がしています。
歌い分けを観ると、全員パートが多いことがわかります。
このアルバムでは「ゼッテーアナーキー」がソロパートなしの曲。
「出席番号の歌」がソロと全員パートの呼応の曲。
そのほか「モラ中」「ナチュメロ」なども全員パートが多めです。
でもこの曲はノリで貫き通す曲ではなく、声を合わせて誰かを鼓舞する歌。
いろいろな方向の曲でいろいろな方向を向いてきたメンバーが、
ここでいったんまとまって、同じ方向を向いて1曲の世界を作り上げます。
そういった緩急のつけ方が、校長のいうエビ中の「中学校感」なんでしょうか。
ラス曲を前に、一気にアルバムが引き締まった感じがします。

 


■参枚目のタフガキ


まさかこの曲で最後を締めるのかと
初めて聴いたときはなんだか冗談か何かかと思いました。
いや、嫌いじゃないんです。意味のない歌詞が本当にすばらしいです。
でもこういうのはてんこもりさんの仕事だろー。
歌い分けは見てわかるとおり、出席番号に沿ったものとなっています。
意味を埋没させる際に、この出席番号順てのはすごい便利。
というのも、前山田さんは「ゴースト」の出来を非常に気に入っておいでで、
その理由が「本当に意味のない曲が作れたから」というもの。
この曲のわかりやすい意味のなさも、前山田節の真骨頂。
そんなこのノリで静かにワケわからなく幕の閉じてゆく穴空というアルバム。
ある種の余力を覚えさせる内容で、
僕らにもう一度聴こうかな?と思わせる作品になっているのでした。

 

 

■まとめ
というわけで3回に分けて、
穴空の「ポンパラ」を除いた各曲の歌い分けを見てきました。
何らかのヒントになったでしょうか。

 

そして書いているうちにひとつわかったことー。
まっつんの演じた山田あずささんがもう一回見たいってことー。
大阪公演、最前列で観られたんですが、美人さんだったぞー。
やっぱDMM登録しようかなあどうしようかなあ。


それでは。