
作詞:仮屋一時
作曲:吉田哲人
エビ中たすたすのテーマとしてもおなじみ、
キングオブ学芸会のテーマ!
人見知りだけど仕方がなく、
だいたい中学生で、且つ高校以上は一生在校生で、
どうしようもなくって、なんか幸せ。
そんなエビ中のアイドル道に関してを歌ったもので、
「気をつけ!礼!着席!」に始まって、
「気をつけ!礼!着席!」に終わる、
キャッチーで何回も聴きたくなるナンバーです。
オー!ワッザターイム?
イッツGAKUGEEEEKAI!
オー!ワッザターイム?
イッツGAKUGEEEEKAI!
ノー!ワッザターイム?
イッツGAKUGEEEEKAI!
Yeah!ワッザターイム?
イッツGAKUGEEEEKAI!
このかけあいだけでも楽しいのに、
直後に加山ぽー三の若大将トークが入って、
一粒で二度三度の美味しさです。いいだろう?
曲名と歌詞との混合ネタで、
Atari Teenage Riot関係の話もあると思いますが、
僕はそのへんあんまし詳しくないので避けて通ります。
曲自体の話から少し離れまして。
金八のプロモーションたけなわの頃、
タワレコさんではこんなポスターを作ってくれました。

(でっかい写真はナタリーさんでご確認を!)
これがまた良い写真だと思うのですよ僕は。いいだろう?
①まわりで何が起ころうと、
ど真ん中で金八を構えて揺るぎなく微笑む最年長。
②買い物カゴを小脇に抱えて、
なんだかドヤ顔のナチュラルボーンアイドル。
③背中で寄りかかって前につんのめるも、
とこか表情に余裕のあるマジカルでミラクルなマスコット。
④よくわかんないけど面白そう。
そんな笑顔を包み隠さず金八に手を伸ばすダンシングライス。
⑤何か事件が起こる前の瞬間のような、
魅力的な「微妙な表情」を見せる美白大臣大先生。
⑥ヒザをつきながらも根性で腕は絡めて
喰らいつく姿勢を見せるさそり座の末っ子中学生。
⑦滑りこんでの必死の自己主張!
ちっちゃくなくても負けませんよねダンス部長。
⑧へたり込んで見えない何かに手をのばし、
事件の渦中にいる風味の必死の表情安本さん。
そしてもう一度真ん中の最年長の曇りなき笑顔を見返して。
何周だってこのループを繰り返すことができますよ。いいだろう?
上半分は笑顔。下半分は事件。
そんなわちゃわちゃドカンな世界観が
凝縮され還元され展開されているエビ中曼荼羅。
この輪の連なる金髪の幸せな山手線から、あなたは下車できるのか?

私には、出来ない!
事務所所在地の恵比寿駅だって、
笑顔で乗り過ごしてやるさ!
曲の話に戻ってみます。
「気を付け、礼、着席。」といういつもの挨拶のあと、
いつものチャイムの音を模したフレーズから
眠気食い気の日常の中に、
テレビ見てて寝過ごしたりのちょっとした事件があって、
たまに学芸会で大暴れ。反抗もしたりする。
そしてそんな毎日になんとなくの極大の幸せを確認しつつ、
「気をつけ、礼、着席。」といつもの状況にループする。
つまりこの曲は、
静かに楽しくRiotを仕掛けながら、
毎日の幸せループを噛みしめる曼荼羅、
幸せループな山手線的世界の曲なんですね。
タワレコのポスター画像の前で視線をループさせながら、
僕はいつもいろんなことを考えつつ、睡眠時間を失っていくのです。
それにしても
転校初日で全校集会を開かれてしまうぽーさん。
いったい何をしでかしたんでしょうか。

それでは。