何かをするときや何かを考えるときなどにあったら良いものの1つに基準があります。

この基準はとても便利なものですが、基準が組織の衰退を招くこともあります。

 

基準は多くの場合、過去の経験や実績などから作られています。基準を作ったときにはその基準は有効であり、その基準に照らし合わせて物事を進めることで上手くいく確率は上がっていきます。

 

しかし、その有効性は時間の経過と共に薄れていくこともあります。

この原因は外部環境の変化です。

 

外部環境が変化することによって有効であったものも、以前のような有効性を失うことになります。これに気づいて基準を変化させることが出来れば良いのですが、なかなかそのようにはなりません。

 

ある組織であった例では、10年以上前に作られた基準を今も使用しています。そして、基準通りの内容になったとしても、それが上手くいく確率は下がってしまっています。社員は「基準があるから基準通りにやることが重要」という意識が強い状態です。

 

これは基準に使われている状態です。基準を定めると、その基準は正しいという認識が生まれます。それ自体は悪いことではありません。なぜならば徹底することが出来ている状態であるからです。

 

この状態の何がいけないか?というと、「一度出来た基準を変化させることはいけないと考えている」「基準が作られた意味を理解していない」ことです。

 

基準は使うものであり、使われるものではありません。基準が作られた意味や目的を理解すれば、変化させる重要性も気づきます。

 

基準に使われてしまうと良い結果は生まれません。基準は使うことが大切です。

皆さんは基準に使われていますか?それとも基準を使っていますか?

 

一度考えてみるといいかも知れません。