学力の創造と向上 高校・大学受験は通過点 -150ページ目

学力の創造と向上 高校・大学受験は通過点

学力の創造と向上において
何が必要か・何が障害になるのか
などについて考えます
  さらに、必要なものをいろいろ提供してゆきます 

     『 1次関数 ㉘ 』 線分比から面積比

  ○ 2点O ( 0 , 0 ), A ( 2 , 4 ) と 直線 y =-2 x + 4 上に 点P がある。
    これらの3点を頂点とする三角形の面積は、12 である。点P の座標を求めよ。

      確認
       点P の x 座標を t とし、x = t を 
y =-2 x + 4 に代入すると y =-2 t + 4
       P ( t ,-2 t + 4 ) となる
         O ( 0 , 0 ), A ( 2 , 4 ), P ( t ,-2 t + 4 ) より
              1/2 | 2 ・ (
-2 t + 4) - 4 ・ t | = 12
                       1/2 | - 8 t + 8 | = 12
                    1/2  | 2 | | - 4 t + 4 | = 12
                           | - 4 t + 4 | = 12
        絶対値記号をはずす
        - 4 t + 4 < 0 のとき、- 4 t + 4 | = -( - 4 t + 4 ) = 4 t - 4 より
                              4 t - 4 = 12
                                   t = 4
                                   これを 
-2 t + 4  に代入して計算すると -4
                                           点P の座標は ( 4 ,-4 )である。

        - 4 t + 4
 ≧ 0 のとき、- 4 t + 4 | = - 4 t + 4 より
                             -4 t + 4 = 12
                                   t = -2
                                    これを -2 t + 4  に代入して計算すると 8
                                           点P の座標は ( -2 , 8 )である。


   2点O ( 0 , 0 ), A ( 2 , 4 ) と 三角形をつくり そ
の面積が 12 となるような点Q について考える。 

   点Q が、x 軸の正の領域にあるとき、その点をQ₁ ( s , 0 ) s > 0 とする。
   O ( 0 , 0 ), A ( 2 , 4 ), Q₁ ( s , 0 ) の3点を頂点とする三角形の面積は、
   ( s-0 ) × 4 × 1/2
   これが 12 だから、
   ( s-0 ) × 4 × 1/2 = 12 よって s=6
   Q₁ ( 6 , 0 ) になる。

     OA を底辺とし面積が常に一定 になるのは、
     底辺OA を含む直線 と 等距離にある 平行な直線上に 頂点Q があるときである。

     よって 点Q は、
Q₁ ( 6 , 0 ) を通り 直線OA と 平行な直線上に存在する。
     この直線は、
      直線OAの傾き は (4-0) / (2-0) = 2 だから
      
1点傾き の公式 を使って
       y = 2 (x-6) + 0
       y = 2 x - 12 になる。

     この直線 と 
直線 y =-2 x + 4 の交点が 求める点P である。 
       y = 2 x - 12 と y =-2 x + 4 から y を消去して計算すると x = 4
       x = 4 を y = 2 x - 12 か y =-2 x + 4 に代入して計算すると y =-4
     よって、
求める点P の座標は ( 4 ,-4 ) である。

   点Qが、x 軸の負の領域にあるとき、
その点をQ₂ ( s , 0 ) s < 0 として同様に解くと、
   s=-6となり、
     点Q は、Q₂ (-6 , 0 ) を通り 直線OA と 平行な直線上に存在する。
     その直線は

       y =
 2 x + 12 になる。

     この直線 と 
直線 y =-2 x + 4 の交点が 求める点P である。 
       y = 2 x + 12 と y =-2 x + 4 から y を消去して計算すると x =-2
       x =-2 を y = 2 x + 12 か y =-2 x + 4 に代入して計算すると y = 8
     よって、
求める点P の座標は (-2 , 8 ) である。

   以上より、(答え) 
( 4 ,-4 ) , (-2 , 8 )


○ 3点O ( 0 , 0 ), A ( a , 0 ), B ( a , b ) がある。( ただし、a ≠ 0 , b ≠ 0 )
  
これらの3点から成る三角形 の面積を求めよ。


  ○ y = 2 x 上に 点A がある。点A から x 軸に垂線をひき その足をB とする。
    線分AB を一辺とする正方形ABCD をつくる。
    点A の x 座標を t とするとき、点C の座標を t を使って表せ。
    次の [  ] ~ [  ] に 適切な語句・式など を入れてください。

     
点A の x 座標を t とすると A [ ( t , 2 t )  ] となり、
     点A から x 軸への垂線の足 B は [ ( t , 0 )  ] になる。
     正方形 A B C D より [ AB  ] = BC で、
     AB = [ 2 t - 0 
 ] = 2 t だから、C
 [ ( 3 t , 0 )  ] となる。

      点A と t についての条件が特にないので、
      点A と 点D は 第1象限 と 第3象限 の両方に存在可能となり、
正方形ABCD は2つできる。


 y = 2 x 上の 点A から x 軸に垂線をひき その足をB とする。
  線分AB を一辺とする正方形ABCD をつくると、
  点D は、y =-2/3  x + 12 上の点になった。
  このとき、
点A の座標を求めよ。


☆ 線分の長さの比 が 面積の比に

 4点O ( 0 , 0 ), A ( 5 , 0 ), B ( 4 , 4 ), C ( 2 , 0 ) がある。
 △B O C と △B C A の面積を求めて、その面積比を求めてみます。


  △B O C について
   点O , C は x 軸上にあり、点B から x 軸への垂線の足をH とすると H ( 4 , 0 ) なるから
   底辺を OC = 2-0 = 2 とすると、それに垂直な高さは BH = 4-0 = 4 である
   2 × 4 × 1/2 より 
△B O C = 4

  △B C A ついて
   点C , A は x 軸上にあるので、
   底辺を CA = 5-2 = 3 とすると、それに垂直な高さは 
同様に BH = 4 である
   3 × 4 × 1/2 より 
△B O A = 6

  以上より △B O C : △B C A = 4 : 6 = 2 : 3

 このように、実際2つの三角形の面積を求めて 面積比を求めるのも1つの解法であるが、
 次のように、面積を求めなくても、線分比 から 面積比 を求めるのも1つの解法である。
        ( この解法により、面積比より
割合を求めて間接的に面積を求める解法が生まれる )


  △B O C と △B C A の底辺OC と CA は
同一直線にあり、
  それらの高さは BH で共通 ( 同じ ) だから、
   底辺の長さの比 が 面積比 になる
   △B O C : △B C A = OC : CA = 2 : 3

 さらに

  △B O C : △B C A : △B O A = OC : CA : OA = 2 : 3 : 5 だから、
  △B O C の面積  △B O A の面積 に対する割合、 2 / 5  である。


 
4点O ( 0 , 0 ), A ( 5 , 0 ), B ( 4 , 4 ), C ( t , 0 ) がある。 ( ただし、0 < t < 5 )
  △B O C と △B C A の面積を求めよ。

  △B O C の面積 の △B O A の面積 に対する割合求めよ。

 3点O ( 0 , 0 ), A ( t , 0 ), C ( s , 0 ) があり ( ただし、0 < s < t ) 、点B は 第1象限 にある。
  △B O C と △B C A の面積を求めよ。

  △B C A の面積 の △B O A の面積 に対する割合求めよ。

高さ同じ等しい なら、底辺の長さの比 が 面積比 になる ’


次回
 『 1次関数 ㉙ 』 高さ が 同じ 等しい 共通 につづきます。