めんどくさい。

って言われると、すごく傷ついていた。



でも、めんどくさいのは、相手領域のことで、私が傷つく必要はなかったんじゃないかな。





めんどくさい。

考えることや、変わること、何かを増やすこと、何かを減らすことも、答えを出すこと、決めること、行動すること…
たぶん全部ひっくるめて何もかも、面倒なことだったんじゃないかな。彼女にとって。

私のことが、めんどくさいんだと思ってたけど。




自分が傷つかないように、先回りして彼女の負担を減らしてるつもりだったけれど、結局、彼女と私の距離はどんどん離れて行った。

お互いが傷つかないようにすればするほど距離ができてしまうことに、責任と罪悪感を感じながら空回りする2人。





母の課題と私の課題は別問題。

ということに、もっと早く気付けていたら、何か違ったのだろうか。

私たちにとって、心地良さとは、いわゆる仲良し親子でいることではなくていいんだよね。
その場限りを楽しく過ごせるように、そのために、距離を十分取ってもいいんだと、当時の私に言ってあげたい。