夢の中での幻想かビックリ


数多の人の足先が

同じ方向へ進んで行く

ある人は 普通の足取りで・・・

またある人は 急ぎ足で・・・

杖を突きながらの人・・・

車イスを操りながらの人・・・

誰も言葉は無く ただ真っ直ぐ


前を見据え 前進するのみ

引き返す事は 決して出来ない

前へ  前へ 途切れるコト無く


ただ前へ そして前へ 更に前へ

辿り着くのは 果てなく続く断崖

もう 歩み進める事は出来ず

永久闇に落下するのみ…

落下免れようと 抵抗しても

ただ時が 流れるように進み

逆らい抗うコトは 出来ない

わたしは 普通の足取りで


歩んで来ていたのに 暫く


前から 歩調が早くなりだし


断崖の入り口が なんだか


急に身辺に近付いた気配が・・・

どうしたんだろう。。。 と


不安が過ぎり 足元に目を


やると 抗い難い力で背を


押され つんのめるように


速足してる わたしの歩調が


見える だが そんな断崖


間近に迫った わたしの横を 


全力疾走で 駆け抜けて


行き過ぎる人たちが。。。

あっビックリマーク

あれは・・・ 従弟??

あっビックリマーク  また・・・

あれは 義姉ビックリ

あっビックリマーク  同級生の・・・

あぁ・・・ 仲良しの先輩もビックリマーク

断崖へ向かい そのまま


その姿は見えなくなる


断崖の入り口は 霞んでいて


いつ後どの位で 切り立った断崖に


届いてしまうのか 見えはしない・・・

だが いつか必ず断崖に到達し


永久闇に落下する事は 


分かっている 誰もその闇から 


逃れられないコトも 分かっている


目覚めたくても 目覚められない


これは そんな夢なのか・・・はてなマーク