今年、初めて父に年賀状を出しました。

そしたら今日
私の息子の入学をお祝いしたいと、電話がかかってきました。



20数年前、私が16歳の時に、両親が離婚して

私はそれから結婚するまで、母と姉と暮らしていました。



母には母の苦労や、言い分があって
離婚することも、とても覚悟が必要だったんだと思います。

自らを奮い立たせるかのように、ずっと父の悪いところを聞かされていました。同じ女として母に共感できることも、山ほどありました。



だから、ずっと父には連絡できなくて。



でも、なぜか父との楽しかった思い出とか、やりとりが消えないで胸を締めつけるのです。

誰かに父の事を話すと必ず泣いてしまうのでした。




占術の先生から初めてレッスンを受けた日、私の今世の使命が【親孝行すること(特に父)】と聞いた瞬間

蓋をしていた感情や、しがらみが一気に解放されて、今まで経験したことのない歓喜の涙が溢れてきました。


先生が優しく、勇気づけてくれて、帰り道に私はすぐに父に連絡をしました。


その日は父の誕生日の翌日たったのです。





電話に出ると、父は私の名を呼んで
「お父さんだよ〜」と、言います。

離れてても、ずっと私のお父さんでいてくれた。

まだ親孝行できる。

私がする。



父の事を想うとき、必ずあの日の衝撃が蘇ります。

そして、父が生きていてくれる事に感謝の気持ちでいっぱいになるのでした。


父に会いに行こう。
ちょっと変わった人だけど、おじいちゃんだから仕方ないよね。