最近仕事中に近くの席の同僚たちと雑談をしていた時のことです。
それぞれがバタバタと忙しくしている中で
「みんな、どうやってこの忙しさを乗り越えてる?」
という話題になりました。
私は大きな波にのまれそうな感覚になるときは
「区切る」ことを意識しています。
心の中で「よし」とひと声かけて気持ちを切り替えたり
少し席を外してコーヒーを飲んだり。
忙しさの流れを一度断ち切ることで
気持ちをリセットするようにしています。
その話をしたところ後輩がこんなふうに言いました。
「自分はまだ任される仕事の重みが違うかもしれませんけど
忙しくなった時に自分のキャパが小さくて
あたふたするのがわかってるので
その前にどうにかならないか考えるんです。
だからいろんな先輩に相談しておくようにしてます!」
そのあっけらかんとした言葉に私はハッとしました。
私はどちらかというと「自分でなんとかする」タイプで
限界まで抱えこんでしまうこともあります。
けれど後輩は忙しさに押しつぶされる前に
“相談する”“頼る”という選択をしている。
それは私の若い頃にはあまりできなかったことだなと感じました。
そしてその後輩の言葉を聞いてさらに思ったことがあります。
若いのに自分の特性や要領をよくわかっているからこそ
防衛本能のように自分なりの対策ができている。
よく考えてみるとそれってすごいことだなと思いました。
私たちの世代はどうしても
「がまん」「こらえる」「耐える」といった言葉を優先しがちです。
でもそうした感覚とは少し違う考え方が
今の職場ではむしろ大事なのかもしれません。
一人ひとりが自分をよく理解して無理せず働くこと。
それが結果的にチーム全体の健やかさにも
つながるのではないかと思いました。
思いがけず若い後輩の言葉から大きな気づきを
もらった雑談でした。
忙しさを乗り切るというのは
意外にも“自己理解”や“心のあり方”と深く関係して
いるのだと感じています。
気づきをくれた後輩に、感謝の気持ちです。