日々の仕事の中でいろんな人と関わるたびに
「伝えること」「伝わること」について考えさせられる

場面があります。
決して誰かを責めたいわけではなく
自分自身も含めて理解のされ方や受け取り方の

違いに気づくことが最近特に続いています。
同じメッセージを受け取っても人によって感じ方がまったく違う。
それは個性の違いとしてある程度は自然なことだと思っています。
ただ最近感じるのは「理解のされ方」にも

思っていた以上に差があるということです。
もちろん私自身の伝え方や受け取り方に偏りがある

可能性もあるのですが
それでも「えっ、そこが伝わっていないの?」と

驚くような場面に出くわすことがあります。
役職や経験年数にかかわらず文章の内容をうまく

読み取れない人がいること。
それが仕事のスタイルやこれまでのキャリアの積み重ねと

関係しているのかもしれないと感じることもあります。
たとえば現場経験が豊富でかつては

“ガッツ”や“努力”といった姿勢で評価されてきた方々。
そういった方は日頃から文字情報に触れる機会が

少なかったのかもしれません。
でも一方で同じような立場でも

プライベートで本を読んだり文章に親しんでいる方もいるでしょうし
一概には言えないなとも思います。
案内文を見て「長いから無理」と読む前から拒否反応を示す人。
「わかりにくい」「何を言っているかわからない」と
まず発信者側の表現を責める人。
自分の中で情報を整理する前にすぐに「教えて」と聞いてくる人。
毎年繰り返している手続きにもかかわらず
まるで初めて見るかのように戸惑う人。
もちろん誰にでも得意不得意はあるし、
サポートが必要な場面もあると思います。
だからこそ私自身も「伝え方に問題があるのかもしれない」と思い
案内の書き方や構成を見直すこともあります。
でも実際には同じ内容を読んで、
何の問題もなくスムーズに完了してくださる方も多くいらっしゃるので
「そこまで私の発信の仕方が悪いとも言い切れないな」と

思うこともあります。
そういった方に限って「自分はちゃんとやっている」と思い込んでいたり
「説明が悪い」と決めつけてしまったりすることがあって
そのたびになんとも言えない気持ちになります。
「いやいや、まず読んでみて…」と
心の中でツッコミを入れたくなることもありますが

そこはぐっとこらえて、きるだけ丁寧に対応するようにしています。
人の感じ方や理解の仕方は本当に千差万別です。
それを前提にしながらも
どうすれば伝わるのか、どうすれば届くのか・・・
日々考えさせられることばかりです。