今月は親戚で集まる機会がいくつかありました。
当日は玄関の戸を開ける前から

私はもう頭の中でシミュレーションを始めていました。
どこに座ろうか、誰と先に話そうか、

準備をした食べ物、飲み物は足りるだろうか。
一人ひとりの親戚とのふるまい方まで点検して

しまうほどだった自分がいました。

人が集まる場所はにぎやかさと同じくらい、

空気の細やかな揺れを感じてしまいます。
声のトーン、椅子の動く音、誰かが一瞬だけ

視線を落としたこと・・・そんな小さな変化を

拾い上げては勝手に意味を探してしまうのです。
それがHSP気質の私の、良くも悪くもおなじみのクセ、

とても厄介なクセです。

「もしこんな展開になったらどうしよう」と、

想像力はいつの間にか心配ごとの方へと舵を切ります。
会話が途切れたら、あの人は退屈してしまうのでは。
食事が好みに合わなかったら、

誰かが気を悪くするのでは。
そうやって未来の小さな“もしも”を拾い集めては、

そのたびに胸が少し重くなってしまうのです。

自分が楽しむどころではないはずです。

終わってみれば、もっと気楽に構えてもよかったと分かるのに、

その瞬間の私はどうしても構えてしまいます。

そして集まったみんなが気遣う私を求めていないことも

よくわかっています。でも、なのです。
せっかくの楽しい予定なのに心のどこかで

全力で楽しめない自分がいて帰り道に寂しい気持ちになります。

本当は何かあればその場でなんとかできると

信じられるようになりたい。
その時、その場所の空気をまるごと味わえるようになりたい。
いつもイベントの数日前から気が重たくなってしまうのですが

当日を迎えるまでの数日間も心地よくすごせることができるように

なる日をいつか迎えられたらいいと思います。

そのために今日もまた、自分の気質と向き合いながら、

どうすれば少しでもその時間を楽しめるかを考えています。 

トライアンドエラー、エラーアンドトライ、

何回も繰り返す中で少しずつ自分と上手に向き合えるように

なっていくのかもしれないです。