ここのところ急に秋めいてきました。
朝夕の空気がすっと涼しくなって
肌に触れる風が心地よく感じられます。
窓を開けると遠くの空が少し高くなったように見えて
澄んだ色がとても気持ちよく感じます。
日差しの角度も変わってきて
街の景色が少しずつ秋色に染まり始めているのを感じます。
そんな季節の変化の中で
「お風呂が気持ちいい季節になったな」と思うようになりました。
一日の終わりに湯船に浸かると
じんわりと体がほぐれていくのがわかります。
夏の間は汗を流すことが目的になっていて、
シャワーだけで済ませる日がほとんどでした。
それでも不思議なもので涼しくなった途端に
「温まりたい」と思うようになるのですから
体は本当に正直です。
季節の変わり目にはこうした小さな感覚の変化がいくつもあって
それに気づくたびに「ああ、秋が来たんだな」と実感します。
私は夜のお風呂も好きですが
どちらかというと朝のお風呂のほうが好きです。
目覚めの時間に湯船に浸かるとぼんやりしていた頭が
少しずつ回転し始めて顔もしゃきっとしてきます。
湯気の中で深呼吸をすると体の奥まで
酸素が届くような気がして
気分がすっと整っていくのがわかります。
そのまま気持ちよく服を着て出勤できるのが気持ちよいです。
もちろん朝にお風呂に入るには時間の余裕が必要です。
でも年齢のせいか最近は自然と早起きができるように
なってきたのでそこはあまり苦になりません。
むしろゆっくり一人の時間を朝に作れることが
贅沢に感じられるようになりました。
湯船に浸かりながら今日の予定をぼんやり考えたり
昨日の出来事を振り返ったりする時間が
私にとっては大切なリセットのひとときです。
本当は夜のお風呂は疲れを癒すのに向いている時間帯だと思います。
けれど疲れているからこそ
「もういいかな」と思ってしまうことも多くて
ついシャワーだけで済ませてしまうのです。
もう少し寒くなってくると
夜のお風呂も恋しくなるのでしょうが今はまだその手前。
湯船に浸かる習慣が戻るのはもう少し先になりそうです。
季節が変わるとこうして自分の体や気持ちの変化に気づきます。
お風呂ひとつとっても今の自分の状態や気持ちの
ありようが映し出されているようで
なんだか少し面白いものです。
日々の暮らしの中にあるこうした小さな気づきや感覚を
これからも大切にしていきたいなと思います。