退院して2日目は、恐ろしい事が起きました。




朝は順調でした。



でも、やっぱり元気がありません。



なんとなく、シュンとしています。



7時に注射をして、バイトリル・アモキクリアという抗生剤を飲ませます。



午後1時頃にはヨーグルトと一緒にアトピカを飲みます。



午後3時頃の注射も無事に済んで、



仕事が長引いて、お夕飯がいつもより遅くなってしまいました。





慌てた私は、夜ご飯の中にお薬を混ぜて与えてしまいました。





それが、美味しくなくてやめてしまったのか・・



いえ、やっぱり元気がなかったのでしょう。




大好きなご飯を半分も残したまま、途中でウンチをしました。




そのあと、まだお腹が痛いのか、2度ほどウンチの姿勢をして



粘液を少し出し始めました。



透明なゼリーのような粘液です。



2度目の粘液の中には、鮮血が混じっていました。





その後、パタッと横になったまま、目がうつろな状態に。





ティンクどうしたの?



ゴハン残ってるよ。



お腹痛いの?



思いつくまま、ティンクに話しかけます。




それでも、ティンクは辛そうにグルんグルんと時々、体を反らせたり、回転させたり、お腹を見せて仰向けになったり。




声は出しませんが、辛そうな状態でした。




ティンク・・・




悔しいね、この病気なんなんだろね。。。




そう言いながら泣けてきて仕方ありませんでした。





ティンクは、もうダメなのかもしれない。



その時は、そう思いました。






私は、カードリーディングも普段しています。




ティンクが病気で倒れてから、何度かカードをきりました。




答えは、いつも励まされるカードばかり出ました。



急速に治っていく、というカードが出たり、



今は奉仕の時、愛が大切、と出たり、



とにかく、最悪な結果は出ないのでした。





でも、その日の夜のことは、もうダメなのかも・・そう思えるようなティンクでした。





ティンクにヒーリングをしました。



その後、瞑想をしながらの私は怒りが込み上げてきました。




なんで、こんな苦しい目にティンクを合わせるの!?


いったい、ティンクがなにをしたっていうの?!


私たちになにか恨みでもあるの?!





こんな感情が溢れてきて、怒りの涙がたくさん溢れてきました。





もしも、この世の中に本当に天使がいるのなら、



何故、助けてくれないんですか!




神様がいるのなら、


なんで、こんな目に合わせるんですか!





私たちの何がいけなかったんですか!





瞑想をしながら、目に見えないエネルギー達に私はナント怒りをぶつけていたのです。






悔し涙が溢れ続けました。





そうしていると、右斜め上の方向に、ピンクと淡いブルーが混ざったような優しいエネルギーの光を感じられました。




そのエネルギー体は、



「まぁまぁ。。。」と私をなだめているような雰囲気でした。





私は宗教はしていません。




キリストを信じているわけでもありません。




でも、何故かマリア様のような、違うのかもしれませんが


そんなような、優しい女性的な力を右斜め上に感じられました。




姿は見えません。




でも、まぁまぁ・・・、大丈夫ですから・・・




そんな感じのエネルギーを感じられたのです。





私は目をつぶって瞑想をしたまま、会話をしてみました。





「マリア様なの?」



答えてくれません。





「まぁまぁ・・ってティンクは助かるんですか?」



そう聞いてみると



「大丈夫ですから、もう少ししたら楽になりますから」




そう感じられました。




これは、私の願望なのかな?



ただ、勝手に私が自分に対して問いを出して、自分が回答を出しているだけなのかな?





そんな客観視もできていはいましたが、



そんなことはどうでも良かったです。




ただ、ティンクを助けて欲しかっただけでした。







しばらくして、注射の時間がきました。





苦しそうにグルグル動きながら寝ているティンクを床に置いて



お薬を注射器に入れました。



その時、ビニールの音がしました。





ワンちゃんが喜ぶビニールのあの音がしたのです。






すると、ティンク




突然、パタッと起き上がりました!




あれほど、苦しそうな、うつろな目をしていたティンクが



何事もなかったかのように、普通に立ち上がって歩いてきたのです。






ビックリして声も出ませんでした。




ティンク元気になったの?どうしちゃったの?




そう言いながら、注射を打ちました。






苦しんでいた時間は1時間15分でした。



本当は、注射はもう打たなくても良いのかもしれない・・・

そう思っていた時間でした。




主人と話しながらティンクを見守っていました。



「ティンクはたくさん色々なところへ行って、大好きなおうちに帰ってきたんだよ。

美味しくご飯も食べられたんだよ。たくさん色々と教えてくれて幸せをくれたんだよ。

だから、もう無理なことはさせないで見守ってあげようよ。。。」



主人に言われる言葉を、ただただ、うなづきながら、かみしめるしかできませんでした。






今日コストコで大量に鶏のササミを買ってきたのも、無駄になったんだな。



注射もまだたくさんあるけど、もう打つこともないんだろうな。





そんな風に思わせる1時間15分でした。





目に見えないエネルギーに怒りまでぶつける程の、私にとっても苦しい時間でした。






それが、ビニールの音で復活したティンク!






注射のあと、残したご飯をペロペロとまた食べ始めてくれました。






続きます。