オシドリ夫婦に聞いた - いい夫婦の秘訣二つ | 語学と読解、文化の違いを楽しむ外国「語」人

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英語、フランス語、日本語を教え、翻訳をしながら思うこと:
語学力も大事だけど読解力を養わないとね。
15年以上ヨーロッパで暮らし、三か国で子育て。
フランスやベルギーのこと、子育てのこと、文化の違いについて書いています。


昨日11月22日はいい夫婦の日でした。
私は両親にお団子を買ってきました。
父はあんこが好き。
母はみたらしが好き。
あんこがみたらしの方にちょっとでもついちゃったら、
逆にみたらしがあんこの方にちょっとでもついちゃったら、
大騒ぎになるぞー・・・
(いえ、冗談です)

いい夫婦というものは天然記念物のように珍しいものですが、想像上の動物ではありません。

その証拠に、私は何度か見たことがあります。


その一人、というかお二人は、大学の時の先生ご夫妻。
お子さんを亡くされるなど、厳しい試練を生き延びたご夫婦でした。

外から見たらわからないけどきっと色んなことがあったんだろうな、と思って、一度お聞きしたことがあります。
夫婦の仲を保つ秘訣がありますか、と。

先生はその時いくつかお話ししてくださいましたが、今でも私がよく覚えているのは次の二つです。

1 自分が悪かったと思ったら、即謝ること。
2 相手の家族の悪口を言わないこと。

私の質問にすぐ答えてくださったところを見ると、先生は意識してこの2つを実践なさっていたのでしょう。
ということはまた、先生にとっても、この二つを守ることが必ずしも簡単ではなかったことを物語っています。

世間には、外では大変立派な人に見えるけれど、最も親しい人に思いやりを見せることができない人もいます。

逆に、家庭では良き親、良き夫あるいは妻でありながら、家族以外の人や社会に対して犯罪を犯してしまうというケースもあります。

人間て複雑。

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