ボブ・ディラン ノーベル賞受賞で「おめでとう」は誰に 2 | 語学と読解、文化の違いを楽しむ外国「語」人

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英語、フランス語、日本語を教え、翻訳をしながら思うこと:
語学力も大事だけど読解力を養わないとね。
15年以上ヨーロッパで暮らし、三か国で子育て。
フランスやベルギーのこと、子育てのこと、文化の違いについて書いています。



ロックの詩学というものがあると思います。

(もちろん、ディランはロックというジャンルでくくってしまえるアーティストではないし、そもそもフォークから始めたわけですが。)

デイランの歌詞でも、ビートルズの歌詞でも、改めて読んでみると、「これは20世紀最上の詩の一つだ!」と感嘆することがあります。

あるいは、一見単純に見える言葉が、音楽やリズム、声に乗ることで、詩となることもあります。

ただ、良い歌詞を書けば、才能があれば、誰でも受賞できるというわけでもないでしょう。

ディランの詩が一貫して、どのように社会と関わり続けたか。そのキャリア全体に対する、惜しみない賞賛と感謝の印、それが今回のノーベル文学賞だと思います。

だからやっぱり、ファンの一人として、「おめでとう」と、ディランにも言いたいのです。


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