パリの同時多発テロで妻を失ったジャーナリスト、アントワーヌ•レイリスさんがフェースブックに書いたメッセージ、「わたしは憎まない」。フランス語の原文を見ると、「あなたたちが私の憎しみを得ることはないだろう」となっている。テロリストたちは人々に憎しみをまき散らそうとした。が、「私の憎しみはあげない」と。
彼は、遺体を確認したすぐ後で、このメッセージを書いたという。
「金曜日の晩、あなたたちは、特別な人の命を奪った。私の生涯で最も大切な恋人、私の息子の母親の命を。でも、あなたたちが、私の憎しみを得ることはないだろう。」
以下、世界中に反響を巻き起こしたメッセージの抜粋を、英語からの翻訳ではなく、なるべくフランス語のニュアンスを無くさないように記します。
「私はあなたたちに、憎しみというプレゼントをあげない。あなたたちはそれをほしがって躍起になったけど、憎しみに対して怒りで答えることは、無知に陥ることだ。そして無知こそ、あなたたちを今のあなたたちにしたものだ。あなたたちは私が恐れること、同胞を疑いの目で見ること、そして安全のために自分の自由を犠牲にすることを 望んでいる。おあいにくさま。」
「私の小さな息子は、生涯幸せで自由でありつづけることで、あなたたちの面目を潰すだろう。なぜなら、そうだ、あなたたちは、彼の憎しみも得ることはできないからだ。」
レイリスさんは、フランス•アンフォのインタビューに答え、
「私は息子に、憎しみや暴力、恨みにまみれて成長してほしくありません。もしそんな風に大きくなれば、彼らとまったく同じになってしまいます。彼らのように盲目で、暴力的で、思考や理性や教養という複雑な道を辿る代わりに近道を取ってしまう人間と。」
「息子にはしっかり立っていられるように武器を与えたい。しかしその武器は、紙やペン、音符の武器で、カラシニコフではないのです。」
(今回の記事は、エクスプレス誌の記事をもとに書きました。)
http://lexpansion.lexpress.fr/actualites/1/actualite-economique/vous-n-aurez-pas-ma-haine-echo-mondial-pour-le-message-du-mari-d-une-victime-des-attentats_1737709.html
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