友人たちも住むパリ11区のコンサートホール、「バタクラン」で起きたテロ。テレビでニュースを聞いたとき、咄嗟に「持ち物検査があるのに、どうやって武器を持ち込んだんだろう」と思った。インターネットでフランスの新聞の記事を読むと、 犯人たちは、警備員を射殺して会場に乗り込んだらしい。警備の方が殺されるのも、今回が初めてではない。
サッカーのスタジウムには行ったことがないけれど、「バタクラン」に近いブルバール•ボルテール、シャローヌ通り、フォンテーヌ•オ•ロワ通りは、どれも馴染みの通りばかり。カフェやビストロ、お店が多く、賑やかで気取らない町並みだ。
メールを開くと、パリの友人からメッセージが。日本で地震があったと聞き、心配してくれたらしい。こちらは大丈夫だけど、そちらのみんなのことを考えている、と返事を送る。
大統領は、犯人を突き止める、と言う。もちろん突き止めてほしい。でも、それだけではテロは終わらないことを忘れないでほしい。なぜ恨みを買ってきたのか。空爆に参加する前からフランス国内にテロ要員はいたのだから。ごまかさずに考えてほしい。
警備を強化することも、一般の人々を守るために必要にはちがいない。けれど、それは対症療法にすぎない。テロを生む病根を治療するには、長い時間がかかるはずだ。
(写真はパリの思い出の一コマ。今回の事件とは関係ありません。)
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