田舎暮らしを始めて、つくづく想うところがあります。

そもそも、“#田舎暮らし”なんて勝手な心持で、スムーズにその土地に溶け込むはずがないことを遅まきながら、気付かされたわけです。

お断りいたしますが、この項は決して地方への非難でもなければ、クレームでもありません。つまり、役所に行って少々不満が有ったとしても、現役の人たちへの負荷をかけないように大人しくすることを心がけております。

さて、最初課題に少しずつ触れていきます。元々先祖代々その土地に住んでいた、云わば先住民の方々と、新たにその土地に移住してきた新住民との軋轢です。

具体的には、①「現役で頑張っている人たち」と「隠居老人で年金生活者」との立場の違い、②そもそも地方(田舎)ですから産業がめったにない、つまり「農業・漁業従事者が多い先住民」と「都会で雇用されて定年を迎えた人たち、所謂会社人間」の考え方・社会への取り組みの違い。もう一つ付け加えさせて頂くと、地方には結構「ぼんぼん育ち」の人が多い。説明すると、その家をついでいる“長男坊”は、結構甘やかされて育ち、『お山の大将』的な性格の持ち主が多い。

具体的に言いましょう、私は今房総半島の付け根であり太平洋に面したところに#移住しました。近くには、昭和40年代より国策で進めた“石油コンビナート”があります。つまり、#定年退職した上がりの人だけではない、れっきとした働き手の若人が住み着くようになったところです。そこで、正直に感じるのは「#マナーが良くない」というのが一般的に言え、日常(例えば、食料品の買い物等)でよく見かけるか、実際体験したことのある事柄です。これは、先住民の方々が新参者を懲らしめるための行為なのか、それともふとときな新参者が目に余る行為をしたことへの戒めなのか、いや新参者が先住民に意見したのがキッカケなのか、それともそれらの複合なのか、分かりません。

それと、もっと感慨深いことがあります。それは、商売(特に小売店・#家電量販店#家具屋#ホームセンター等々)をしているのに、“愛想”が悪いし、ついつい『それで商売務まるの?』と思ってしまいます。これは余計なお節介でしょうか?

折角、この県が家電量販店の本拠と聞き、良くそのお店に足を運んでおりましたが、対応が全然ダメなのです。これでは、少々応援する気持ちになっても萎えてしまいます。

因みにこの県は、「移住ランキング(及びその類のランキング)」では低位の方です。

現象や想像する原因などをつらつら考えるよりも、ひとつの提案をいたしたいと思います。

⇒『商売は愛想』、少々古い言い方をすれば、『CS(顧客満足度)』を高めれば、売り上げがアップするという極めて原点回帰の考え方です。結構量販店が進出して、飽和状態のようにみえますが、原点に返ってこれを実行すれば、ビジネスも上向きになるでしょう。決して、売り上げが伸びず撤退するようなことが無いように、陰ながら応援する次第です。