アメリカ人は「ピーチ」で、
アジア人は「ココナッツ」

それぞれの社会の
人づきあいのスタイルを
形容したメタファー。

詳しく知りたくなったので、
ネットで調べてみました。

The Free Libraryというサイトの、
Culture Shock Managementという記事には、
次のような内容が述べられています。

Culture Shock Management

※かなり大雑把な要約です!


ピーチとココナッツ理論は
あるアメリカ人心理学者の
提唱に端を発し、
異文化トレーニングの場で
よく言及される。

果物の外側の層は
「パブリックスペース」、
内側の層は
「プライベートスペース」
を示している。

ココナッツモデルは、
ヨーロッパと
アジア圏の
人々が該当する。

外側の「近所、同僚、知人」と

内側の「家族、友人」の
境目が明確であり、
外側の人間は姓で、
内側の人間は名前で呼ぶ。

内側の層
は分厚く、
その中に入った人との関係は、
長期的なものになる。

ピーチモデル
英語圏と、
国を自由に移る
人々が該当する。

「友だち」と、外側の層の

「友だちでない人」との
明確な区別がない。

自分のことをオープンにするし、

気楽に幅広い人とつきあう。

ココナッツモデルとは対照的に、
内側の層は小さく、

親密な関係を生涯保てるのは、
家族など一握りのグループに限られる。
他の親しい人間関係は、
必ずしも長期的にはならない。



「フレンドリー」なアメリカ人は、
実は心を開こうとしない人たち?
仲良しこよしの関係を
長く続けるのは苦手?

なんて解釈すると、
見方が変わって、おもしろいですね。

感情とは、
総量が決まっている
「消耗品」みたいな
ものかもしれません。

「好意的行為」を
「薄利多売」するのがアメリカなら、
「プレミアム販売」するのが日本。

どちらも一長一短。

せっかちで、寂しがりやな私は、
友好的行為がこまめに配給される、
ピーチ型社会が、やっぱり好きです^^