ブログやツイッター、ミクシイなど、SNSがすっかり社会に浸透しつつある昨今。
ネット上での交流を楽しみつつも、他の人のスタンスに、違和感を抱える人は少なくないようです。

こんな意見を目にしたことがありました。

「『足あと』は残すのに、一切日記を書いたりコメントを残さないマイミクはイヤだ。」(mixi)
※『足あと』機能は今ではなくなりましたね。


「頻繁にポスティングするのに、『いいね!』ボタンを一切押さない友だちは、非表示にする。」(facebook)

インタラクティブでなく、一方通行な感じになっているのが嫌なんでしょうかね。
みなさんはこのような意見、どう思われますか?
「その気持ち、わかる!」でしょうか。
「そんな気にしなくてもいいのでは?」でしょうか。
人によって、「もやっ」と違和感を覚えるポイントは、様々ですよね。

こんな意見を見ると、私の使い方も、誰かをイラッとさせているかなと想像します。
発信するのは好きだけれど、受信するのはというか、人の発信に対してアクションをあまりとらない(;^ω^A
それが反感を買って、きっと、「友だち解除」や「非表示」の刑を、受けていると思います。

白状しますと、発信に時間がかかって、他のアクションに手が回らないんですよ。。。(/ω\)

まあ、でもこういう批判ってねえ。。。
もやもやと考えていた時に、Social Mediaの授業で聞いた概念に、なんだか嬉しくなりました。

金子みすゞがかつて言っていた。
「みんなちがって、みんないい」
ネットの世界も一緒だよね(*^.^*)

Social Technographics(ソーシャルテクノグラフィックス)という言葉はご存知ですか?
ブログなどのソーシャルメディアのユーザーを、その使い方に応じて分類してあるものです。
詳しくは以下のブログに紹介されていましたので、ご参考までに。

ソーシャル時代の"Social Technographics"

かいつまんで話しますと、ユーザーには7つのタイプがあります。

Creators(クリエーター)
ブログを書く
自分のウェブページをもつ
etc...

Conversationalists(カンバセーショナリスト)
SNSでのステータスを更新する
ツイッターに投稿する
etc...

Critics(クリティックス)
商品やサービスの評価をつける
誰かのブログにコメントする
etc...

Collectors(コレクター)
RSSを使う
オンラインの投票をする
etc...

Joiners(ジョイナー)
SNSのプロフィールを維持する
SNSのサイトを訪れる
etc...

Spectators(スペクテーター)
ブログを読む
他の人のビデオを見る
etc...

Inactives(インアクティブ)
上記に当てはまらない人
etc...

つまり、私たちはこのうちのどれかに属するというわけです。
実際は、複数のグループにまたがることがほとんどのようですが。

で、私自身はどこに属するかというと、クリエーターとカンバセーショナリストかな。
ブログ書いたり、ツイッターしたり。
そしてクリティックスやコレクターのようなことは、全然していないことに気づきます。
自分の好きなこと、得意なことを選んできた結果ですね。
そして観察してみると、「この人はこれで、あの人はあれで」と、私の友達もばらけて所属していることがわかる。

先に紹介した、「ポスティングはするけれど、いいねボタンは押さない」という人は、きっと、「クリエーター」「カンバセーショナリスト」の部類なんでしょう。発信中心で、読む・見る・反応を残すことはあまりしない。

それが、クリティックスやスペクターの側からすれば、「一方的な発信ばかり!」と失礼に感じるのかもしれません。
でも、単に所属しているカテゴリーが違うだけなんだよね。
そう考えたら、もっと気楽に見過ごせないかな。

使い方のスタンスで、もやっとした気持ちをもつことは私も時々あります。
でもやっぱり、みんなちがって、みんないい。

誰かの使い方に違和感を覚えたら、まずは考えてみる。
この人は、どのカテゴリーに属するのだろう。
この人が、ソーシャルメディアに見いだしている楽しみはなんだろう。
私と、彼・彼女の楽しみ方は違うことに気づくこと。

大学の時にmixiを始めたのを皮切りに、ソーシャルメディアを使ってかれこれ8年。
そしてこれから死ぬまでのおそらく数十年間、使い続けるでしょう。
ゆったりした気持ちで、他の人との違いをむしろ楽しみながら、つきあっていきたいものです。


参考文献
Groundswell:Winning in a World Transformed by Social Technologies