屋敷に帰ったら、仕事を部屋でするからと言い、カエール侯爵は自分の部屋に。
翌朝、、執事との練習のため、ヴェンドメ本家の屋敷にあると同じように壁中剣のみの部屋に行ったら、侯爵は壁から剣を取っていた。
「おはよう、アリアネ」
「おはようございます」
「今日ワタシと練習しないか」
「はい」
私たちは剣をあわせるのに夢中だった。
「おはよう、カエール。ただいま帰ってきた」とフランスア様は部屋に入りながら、言う「あ!いいね、剣の練習!わたしもカエールと練習したい」
「冗談をやめてください、フランスア兄」
「なんで」と、もう壁から剣をとっているフランスア様だった。
「前に二人で練習した時の始末は覚えているでしょう」
「いいんじゃないか、別に」
「責任とりませんよ」
「責任とらなくてもいいから。アリアネに頼もう」
カエール侯爵は私を見つめる
「アリアネ、覚悟をしていろ」
フランスア様が壁から離れ、侯爵の立っているところまで走り、攻撃。カエール侯爵は受け止める。連続の素早い攻撃に侯爵は焦らずに応え、決してフランスア様を攻撃したりはしない態度だ。
「どうした、カエール?お前はこの程度のものじゃないだろう」とフランスア様は何度も繰り返す。
カエール侯爵がキレて、兄を攻撃し始める。
「これはお前の本気じゃないだろう」とフランスア様は言いながら、守りにくいところばかりを狙い始めた。
落ち着いた顔をしていた侯爵は真剣顔になっている。
フランスア様はすきを見せた時に、兄を床に倒した。カエール侯爵が自分の兄の胸の上に足をおき、剣を首に軽く近づいた。
二人の男はお互い見つめあう。剣をまだ持っていたフランスア様はカエール侯爵を攻撃しようとする。侯爵が立ち、そのあとフランスア様が立った。また素早い攻撃のやり取り。二人は本気でお互いを切ろうとしている様子だった時に、私は二人の剣の間に自分の剣を自分の剣を挟んだ。
「この辺にした方がいいです」と私は言う
カエール侯爵が私に剣を渡した。
「フランスア兄の腕を切るところだった」とカエール侯爵は自分に呆れているように言う。
フランスア様が笑う
「アリアネがいなければ、わたしは腕の一本なしで生活することになっていたね」
「冗談ではありません」とカエール侯爵は自分の兄に怒る。
「そんなに怒らなくても」とフランスア様はカエール侯爵の頭を撫でた「わたしはアンジェリの所に行ってくる。また夜に」
「あまり目立たないように」
「はいはい」
つづく
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