Thinelの世界 -46ページ目

Thinelの世界

私の描く世界へようこそ


 「おはようございます」と居間に座っていたカエール侯爵とフランスア様に私は言う
 「おはよう、アリアネ」
 二人とも上着を着ていたので、
 「お出かけですか」と私は聞いた
 「いいえ、今帰ったところだよ」とカエール侯爵は答える
 私は黙って、侯爵の隣に座った
 「嘘でも出かけると言った方が良かったじゃないか」とフランスア様は
 「アリアネに嘘をつかない約束だから」とカエール侯爵は微笑む
 「煙草くさいですね」と私はカエール侯爵に言う
 本人は自分の服の匂いを確認する
 「ああいう所、煙草を吸う人が多いからね。・・・キスしたら、酒の味がするよ。ワタシが何を飲んだか当ってみるか」
 私は向かいのソファに座った
 「逃げられた」とカエール侯爵は笑う「アリアネにイヤな仕事を頼みたい」
 「なんでしょう」
 「ジェアンの家でのディナーで護衛兵として行って欲しい」
 「分かりました」

                               つづく

ランキングに参加しているので、クリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 小説ブログへ にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ