その夜、居間のソファに隣り合って座り、カエール侯爵は私に色々教えていた。説明はいつも分かりやすく、細かいことを絶対見逃さない。
「アリアネは今日ワタシが渡した本の200ページから300ページまでちゃんと読んで、人物の名前を確認してね。後で情報を加えるから、誰が何をしたか覚えておくように」
「はい」
「ワタシの言っていることを書いた方がいいと思う。忘れたら、困るし」
「はい」
「カエール様」と突然執事が現れる「お時間です」
「ワタシは出かけるから」とカエール侯爵は立ちながら、言う
「私も行く」とカエール侯爵のシャツを掴む
「アリアネはいい」
「でも護衛兵として」
「女の子が入っていい所じゃないから」と私と目を合わせないようにする侯爵だった。
私は侯爵を睨んだ。
「ジェアンとフランスア兄とある人との待ち合わせだよ」と説明をする
「違う所で待ち合わせすればいいじゃないですか」
「ワタシとジェアンとフランスア兄は集まっても怪しまれないような所はアソコしかないよ」と顔を近づいてきた
私は少し離れたら、
「アリアネに捧げたものが他の女性に触れたりはしないから」と軽く私の唇に自分のを重ねた
私にはもう言うことがない
「今日自分の剣を持っていくから、大丈夫だ」
「気をつけて、行ってらっしゃい」
カエール侯爵は私の頭を撫でて、執事から白長い上着と剣を受け取り、上着を着ながら、屋敷から出た。
つづく
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