前回、妊娠中に鉄剤を処方された話をしたが、痩せていても、当然、普通に妊娠・出産できる。
でも、痩せの妊婦は早産や低出生体重児のリスクが高いという。
今は、スマホで検索すればすぐに、このように痩せさんをビビらせる情報を目にすることになるが、幸い、私が妊娠・出産したのは20年以上前のこと。
BMIも17、体脂肪率も17%ぐらいの痩せであったが、全く危機感なく妊娠し、脳天気に赤ちゃんとの対面をウキウキと待っていた。
前回のお話の通り、貧血を指摘され、鉄剤を飲みはしたが、それ以外の不調はなく、自分の低体重のせいで、早産になったり生まれてくる子どもが低体重児だったりするとは、全く考えていなかった。
今のように、スマホがあったら、さぞ不安だったに違いない。
不安を煽る情報が多い中、痩せさんでも、普通に妊娠・出産できる、という当たり前のお話をしておこうと思う。
私の場合は、という話になってしまうが、妊娠前の体重が40kg、妊娠中の最高体重が55kgであった。
プラス15kg。
これは増えすぎ、と医師からは言われたが、かといって、痩せろとも言われず、ただ、出産後、もとの体重には戻らないと思う、とだけ言われた。
先に言っておくが、医師の予想に反して、体重は元通りになった。これはまた別のお話で。
唯一、痩せの妊娠でよかった点は、マタニティウェアを必要としなかった点ではなかろうか。
今でこそ、かわいいマタニティウェアがたくさんあるが、20年前はそうでもなかった。
しかし、いつもSサイズを着ているので、MやLの服を選ぶだけで事足りた。
肩紐が調節できるジャンパースカートやキャミワンピなど、普通の服から選べるのは楽だった。
さて、痩せでも、貧血でも、体重が増えすぎでも、順調に臨月を迎え、予定日より数日早く、出産のときを迎えた。
これが…
不安を煽りたくないのだが…難産であった。
微弱陣痛で、24時間以上かかってしまった。
24時間が経ち、私の体力も弱り、陣痛促進剤を打とうか、と準備をしていただいたところ、急に産気づき、無事に生まれた。
2580gと小ぶりであった。
もう少しで低体重児(2500g以下)であったが、そんなことは知らなかったので、ただ普通に元気に生まれてきたことを喜んだ。
ちなみに、小さく生まれてきたわが子は、大きく育った。その話もまた、別の機会に。
それから、難産は、私の痩せとは関係ないことをお伝えしておく。
なぜなら、2人目の出産はものすごい安産だったから。
痩せの皆さん、大丈夫。
痩せていても、普通に妊娠・出産している人、たくさんいますよ。
リスクがあることを知っておくのはいい(私は何も知らなかった)が、そればかり気にしないで。